今できる防災を考えました

この度の地震で被災された方、心よりお見舞い申し上げます。

 

寒い中、物資も揃わない現実をあたらめて知り、防災を再度意識した方も

いらっしゃるのではないかと思います。

 

わが家は信濃川と中之口川に挟まれた浸水予想5M地区なので

津波は来なくとも水害には気を付けております。

自宅垂直避難も意識し、自宅2階に簡易トイレ・トイレットペーパー・5年保存水・アルファ米など防災グッズがあります。

車にも多少ですが携帯トイレ・水など防災グッズを乗せています。

ですが防災準備はわからないことも多く、非日常なので後回しにしてしまい、わが家は準備が途中のままになっている部分もまだまだあります。

今回防災を見直してみようと思ったのですが『休日に落ち着いて揃えよう』『グッズを比較してちゃんと揃えよう』なんて思うとキリもなく全く進まず0か100になりがちなので、あえて完璧度30でも40でもいいと思い、家に今あるもので、どうしても変わりのきかないもの・緊急のものだけでも準備することにしました。避難リュック(玄関にあります)に新たに追加したり、見直したりしてみました。

・モバイルバッテリーのセット

・服薬中の薬20日分

・生理用品と下着

・メガネ

前回準備した防災グッズは1年以上前でしたので、服薬中の薬も変わっていました。用意していたメガネも度数や見え方が変わっていないか?かけなおしてみました。

知らず知らずのうちに自分の体調や暮らしも変化していくので、防災グッズは時々アップデートする必要があると思いました。

防災グッズ情報はネットで調べたらすぐにでてきますし、ネットショッピングですぐに自宅に届きます。そう分かってはいても、日常の中後回しになってしまうのが防災なのかな、とも自覚していますので、これからも気を付けたいと思いました。

 

ちなみに今回の地震でとても安心できたのが、テレビの転倒防止ジェル(粘着パッド)でした。わが家は地震時、外出していたのですが、テレビは大丈夫と安心することができました。値段も手頃で貼り付けるだけなのでとても手軽な防災です。

 

大変な年明けとはなりましたが、焦らず自分にできることを1つ1つ実行し、生活にも心にも無理のない暮らしをしていくことも大切と感じます。

心身ともに健康に安全に暮らせますようお祈り申し上げます。

 

 

 

年末、手軽に見直せるモノ【ベスト5】

おうちの片づけを意識する季節になりました!

掃除や片づけ特集を見かけますが

同時に自分一人であれもこれもできない・・・

と焦りも感じてしまうのではないでしょうか。

 

そこで、手軽に取り組めてスッキリする!

『溜まりがちだけど短時間で整理できるモノ』をご紹介します

 

 

①紙袋

紙袋は収納グッズとしても使える優秀なもの。

そして可愛デザインもたくさんありますね。

 

なので、ついつい全部保管していませんか?

使うには小さすぎる・大きすぎるサイズの紙袋などが

溜まっていませんか?

それはこの先もきっと使いませんので

そのままずっと保管され続け、溜まり続けるだけになります。

 

 

残す数のポイントは

【自分が使うかなと思う紙袋の枚数】+予備(その5分の1くらい)

 

ここから始めてみてください。

(予備が少ないと感じる方は少し増やしてOKです)

 

 

もし、使うには微妙なサイズだけど

デザインが気に入って捨てられない・・・

そんな紙袋があるなら

『使う紙袋』とは別保管して

『自分のコレクション』として大切に保管するのもおススメです。

ちなみに私はコレクションの紙袋が10枚くらいあります。

 

 

 

その他に数が増えやすく、溜まりやすいやすいモノとして・・・

②スーパーのビニール袋

③最近履かなくなった靴下

④傷んだ(ほつれやカビ)タオル類

⑤雑巾にしようとして保管している古布

 

 

共通することは【1つ1つは小さ目】で

ついつい増えやすいけど

【増えていることに気付きにくいモノ】です。

 

 

どんなに持っていたくても

管理が追い付かず山積みになり

持っていること自体忘れてしまったり

収納に収まりきらず溢れている場合は

キャパオーバーのサインですのでご注意を

 

 

【自分が管理できて満足できる数】

を意識して数を見直してみてくださいね。

リバウンド対策『見直す』作業

涼しいを通り越して寒さを感じるようになってきましたが

片づけ整理収納作業にはもってこいの季節です!!

 

 

さて、多くの人が直面するお悩み・・・

収納が整ってスッキリしたあとに

必ずといっていいほどやってくる

『リバウンド』です

 

せっかくスッキリしたのに

またモノが散乱する状態に逆戻りすることです

 

 

なぜリバウンドするか?

1つ大きな点をあげますと

『なんだか片づけにくい』

 

 

片づけたいけど隙間がなくてちょっと戻しにくい

片づけたいけど戻す場所がちょっと遠い

片づけたいけど戻す場所がちょっとわかりにくい

 

 

実際に使ってみて

数日してからでないとこのちょっとした違和感やめんどくささ等

収納の使い勝手は実感しにくいものです

 

 

このタイミングで『見直し』をすると

よりよい収納ができあがるのですが

多くの人は

違和感やめんどくささを感じても

『見直し』をせずに

『あ~!また散らかってしまった・・・』

『やっぱり自分はダメなんだ』

と思ってしまい諦めがちになってしまいます

 

 

実は私たち収納のプロも

『やっぱりこっちが良いな』

『この方が簡単にできるな・・・』

と見直ししています

 

 

違和感やめんどくささを感じたときは

リバウンドを防ぐチャンスです

一回で完璧な収納ができあがることは

ほとんどありませんので

どうか気を落とさないでくださいね!

片づけのNG行動、していませんか?

ようやく涼しくなってきましたね。

猛暑でできなかった片づけに取り掛かる方も多いかなと思います。

 

 

 

ここで注意したいのが

『一気に片づけよう!』と

がんばりすぎることです。

 

 

片づけは短期決戦ではないのです。

 

 

ではいつまで続くか?と言えば・・・

 

 

生きている限り続きます。

 

げっ!そんな・・・

と思うかもしれないのですが

 

 

自分が生きていく=モノを使う

ということでもありますので

上手につきあっていく必要があります。

 

 

時にはモノをたくさん処分したり

大物を動かしたりする必要もありますので

暑くもなく寒くもない

秋や春に取り組み

 

そこで全部を終わらせようとするのではなく

日々も小さな片づけを繰り返す

 

 

がんばって息切れすることなく

休憩しながら

長い目で見て

上手くつきあう片づけにしていきたいですね。

 

『片づけ』『収納』どうしたらうまくいく?

毎日のように新潟県が一番暑いなんて・・・

みなさま熱中症は大丈夫ですか?

私は2年前に熱中症になり1週間寝込んだことがあり、毎年すごく気を付けて対策しています。

 

 

この時期は『片づけ』に向いていない時期です。

片づけって体力がとても必要ですし、すごく汗をかきます。

少し涼しくなってからがおススメです。

 

 

さてさて、『片づけ』ですが

みなさんが思われるめんどくさい、大がかりな『片づけ』というのは

実は『整理』にあたります。

 

 

『整理』・・・使っているモノ、使っていないモノを分ける

『整頓』・・・見た目を整え揃えること

『収納』・・・取り出しやすく戻しやすい仕組みづくり

『片づけ』・・・散らかっているモノを収納に戻すこと

 

 

このように言葉の意味・作業は全く違います。

 

 

※『整理』『整頓』『収納』『片づけ』全てをひっくるめて

一般的に『片づけ』という場合もあります。

 

 

そしてみなさんのお悩みの収納。

『収納が足りない』『収納がうまくいかない』

などですが

実は『収納』を解決する鍵は『整理』にあります。

①整理②収納 の順番で進めるのが正しい手順です。

 

 

ですが一般的に

②の収納が注目されてしまい①の整理は飛ばされてしまいます。

①の整理をせず、使っていないモノまで収納しようとするので

収納が足りなくなり、うまくいかなくなってしまうのです。

 

 

これから涼しくなって『片づけしよう!』と思ったら

①整理②収納③片づけ

の順番で進めてみてくださいね。

 

 

理想の収納を叶えるおうち

毎日35度級の暑さが続いていますが

みなさま体調など大丈夫でしょうか?

 

 

私がこの時期実感するのは、

帰宅した瞬間の千癒の家の涼しさです。

わが家は10年前に千癒の家で建てたのですが

変わらずに清々しく、爽やかに涼しいです。

 

 

 

片づけにお悩みの方のお宅に伺うと

湿気や結露が原因で

『収納が使えない』状態になっているのを

目にすることがあります。

 

 

・収納棚の裏、収納したモノにカビが生えてしまい捨てることになった

・湿気や結露がひどくて収納の扉は年中開けっ放し

 

 

 

 

千癒の家は、この心配がありません。

漆喰と無垢材に調湿効果があるからです。

 

 

 

以前アパートに住んでいた時は

わが家も湿気、結露、カビに悩んでいました。

 

対策として押し入れに除湿剤を置していましたが

その分収納スペースは減っていました。

今は除湿剤を買うこともありませんし、

収納の扉を開けっぱなしにする必要もありません。

 

 

 

理想の収納を理想通りに使うには

ぜひ、湿気と結露のこともお忘れなく。

せっかく考えぬいた収納が機能しないと残念ですよね。

 

 

新潟は夏ジメジメして

冬には雪が降りますから

他県で大丈夫な実績のおうちでも

『新潟の気候では丈夫かな?』とチェックしてみてくださいね。

 

 

毎日の片づけ、グッとラクにするコツは?

 

『キレイな収納で整えたのに、だんだん散らかってきた・・・』

『最近忙しくて、片づけできない・・・』

お部屋が散らかってくると、毎日の支度や家事に時間が余計にかかってしまったり、なんとなくイライラしたりしますよね。

 

散らかったままではいいことがないと分かっているのに

そのままにしてしまう・・・

『わかっていてもできない』のが、片づけのやっかいなところです。

 

 

 

 

ではみなさま!

毎朝の洗顔、歯磨きはどうでしょうか?

『わかっていてもできない』でしょうか?

ほとんどの方がすんなり、いつの間にか出来ているはずです。

 

 

片づけがうまくいかない場合、コレが欠けているんです。

そう、【習慣化】です。

 

 

片づけの習慣化にはコツがあります。

片づけ単独で時間を作って習慣化するのではなく

【何かのついでに一緒にやってしまう】のです。

 

 

 

具体的に決めます。

①どのタイミングで? ②どの行動と一緒に?

 

今までの行動習慣と片づけをセットにすると

すんなりできるようになります。

 

 

わたしは最近この方法で

洗面所に数日溜めて放置しがちだった『手洗いの洗濯物』を

溜めずに洗うことに成功しました!

 

どのタイミングで? ・・・朝

どの行動と一緒に?・・・洗顔後、水を使うついでに

 

 

いつやろう、めんどうだな、溜まってきたな・・・

とモヤモヤ悩んで現実逃避して溜めていたのが、スッキリ解消しました。

 

 

 

 

 

そしてもう1つコツがあります。

【忙しくても疲れていてもできるくらい、よりハードルを下げた行動】にします。

仕事や学校で毎日忙しくても寝坊しない限りは

毎朝の洗顔・歯磨きはできていませんか?

それは

【忙しくても疲れていてもできるくらい、よりハードルを下げた行動】だからです。

 

 

わたしの『手洗いの洗濯物』も、よりハードルを下げた行動にしました。

洗面所に行くタイミングは朝ともう1つ、夜もありました。

でも夜は疲れているのでめんどうでやりたくないかもしれない・・・

よりハードルが下がるのは朝でした。

 

 

 

 

日々の片づけを習慣化するコツは

①どのタイミングで? ②どの行動と一緒に?

+ ハードルを下げる

 

 

日々片づけができると、休日や連休にやらなくてよくなるので

よりゆっくり過ごせるようになりますよ。

これから夏本番。暑くなると片づけはもっと面倒になり、ハードルが上がります。

今のうちに片づけを溜め込まなくて済むよう

片づけの習慣化、してみませか?

 

 

 

『子供が片付けてくれない』一番の理由って?

GWが終わり、日常のペースも戻ってきたところかと思いますが

みなさまいかがお過ごしでしょうか?

 

 

新年度になり、子供さんの進級・進学・就職等で

環境や持ち物が変化した方もいると思います。

そんな時に出てくるお悩みが『子供が片付けてくれない・・・』です。

 

 

収納用品がよくない?モノが多すぎる?

それもあるかもしれませんが、一番大きな理由は違います。

『片付けようと思うタイミングが大人とは違っている』なんです。

 

 

 

例えば、ご飯を食べる前に宿題をした教科書やノート、PCは片付けてほしい。

スッキリ片付けてからご飯を食べる。

理想的ですよね。

しかしこれは、大人側の考えた都合や、個人的な美意識だったりします。

たとえそのタイミングが最も効率的だとしても、

それは大人が思うタイミングであり、子供のタイミングは別、ということです。

 

 

大人に気分があるように、子供には子供の気分があり

大人に都合があるように、子供にも子供なりの都合があります。

片付けをスムーズに進めるコツは

『片付けようと思うタイミングをお互いに尊重すること』です。

 

 

実はこれは大人同士も同じです。

それぞれ個々に『片付けようと思うタイミングがある』ということです。

 

 

 

お気づきかもしれませんが、そうすると・・・

片付けるのがその日中ではなく、次の日になることもあります。

4,5日そのままになることもあります。

なのでどうしても困ることがあれば

困る理由を伝え、少し早めに片付けできないか?

いつまでならできそうか?と尋ねることも必要です。

お互いを尊重しつつ、困ることは伝える。

こちら側も必要以上にガマンはいらなくて、尊重してもらったらいいですね。

 

 

 

片付けがすぐになんでもうまくいく魔法があればよいのですが

残念ながらありません・・・

でもコツはたくさんありますので

ご相談があればお気軽に♪

モノを買う時にしたい3つの質問

進級、進学、就職、お引越しなどの方々、おめでとうございます。

わたしは子供がいないので、代わりに甥っ子姪っ子の成長を楽しみにしています。

この春、甥っ子も無事高校進学いたしました!

 

 

 

年度初めは1年で最もモノが増える時期です。

新しいモノを買う時に、余計なモノを買いすぎず

本当に必要なモノと暮らしていくために

ぜひこの3つの質問をしてみてください。

 

 

①それはどのくらいの頻度で使うのか?

②それは何年くらい使うのか?

③それは使わなくなった時、どう処分するのか?

 

 

 

この質問に正解はありません。

大切なのは

モノをどう使うか?想像してみること。

自分の暮らしを想像してみることです。

 

 

 

 

お店に行けばかわいいモノ、便利そうなモノ、お値打ちなモノ・・・

たくさんのモノが簡単に手に入ります。

しかしながらたくさんのモノの管理は簡単ではなく、難しいです。

整理・収納の技術と、片づける習慣が必要になります。

これがないお部屋は、どんどん散らかっていきます。

手に入れることは簡単ですが、管理しつづける事は簡単ではないのです。

 

 

 

 

 

 

ちなみに最近わたしが買ったぬいぐるみを例に答えますと・・・

①それはどのくらいの頻度で使うのか?

→毎日(飾って見ている、持ち歩く)

②それは何年くらい使うのか?

→3~10年以上かな

③それは使わなくなった時、どう処分するのか?

→燃えるゴミとして出すか、メルカリやリサイクルにだす(1円~300円くらい)

 

 

 

モノはわたしたちの暮らしに欠かせないので

『増やさない』ことは現実的ではありませんが

『増やしすぎない』ことはできると思います。

モノを買う時は、ぜひ一歩下がって冷静に。

 

(わたしは大好きなリラックマグッズを買うとき、この質問で半分くらいは防御しています。これからも気をつけたいです・・・!)

 

 

良い収納、悪い収納の見分け方って?

 

 

『この収納は良いですか?』と時々質問されることがあるのですが、

実は収納は他人から見ての

『良い』『悪い』はあまり関係ありません。

 

しかしながら『良い』『悪い』収納は確かにあります。

では、何で判断するのか?と言えば

『本人が暮らしやすいと感じているのかどうか?』です。

 

棚・引き出しがいくつあるから良い収納、〇畳以上あれば良い収納

というわけではありません。

ここが収納のやっかいなところでもあります。

 

 

良い収納か?を探るポイント

①取り出しやすく、しまいやすいか?

②片付ける際に面倒だとは感じていないか?

③モノを探す時間が長くて困ってはいないか?

最低限この3つが『Yes』になれば良い収納と言えると思います。

 

 

その他に安全面・衛生面の確認も大切です。

・地震などでモノが落ちた際、危険ではないか?

・うっかり踏んづけたり、足をぶつけやすい位置にないか?

・結露やカビが発生しやすくないか?

・掃除が面倒でホコリが積もっていないか?

 

 

 

ちなみに同じ家族でも感じ方が違うので

収納を決めたり変更するときは、前もって相談した方が後々ケンカやトラブルになりません。

服を畳むのが苦になる人もいれば、服を畳むのが好きな人もいます。

引き出しを開けるのが面倒な人もいれば、それくらいは苦にならない人もいます。

 

 

性格や特性も踏まえたうえで、暮らしの中で改良していくのが

『良い収納』を作るポイントです。