Blog ブログ

笑顔が増える整理収納のおはなし

片づけが苦手な人は逆に向かない、『多すぎる収納』

2020年10月13日( 火)

収納って多いと良さそうですよね。

わたしも整理収納の理論を学ぶまでは

絶対!そうだ!と思っていました。

あればあるほどいいに決まってる。

実際、家づくりの時は

収納量たっぷりのWICの他に広めの小屋裏を作ってもらいました。

今では余っていますよ(笑)

 

収納が多いと逆に片づかない理由は3つ。

 

 

①置き場所に迷う

収納場所が多いと

ここもある、あそこにもある、あ、あっちもあった・・・

どこに置くのがいいんだろう?って迷ってしまいます。

そうすると

『なんか収納ってよくわかんない・・・』

『自分は片づけが苦手なんだ』

と思い込むことにもつながり、片づけから遠ざかりがちになります。

 

 

③動作・動線が増える

収納を考える際にとても大切なポイントです。

より動作・動線が少なければ、より時短になって

より自由な時間が増えます。

でも収納が多いと、

開ける引き出しが多くなったり

左右の移動が多くなったり

ラベルを貼っていないとどこに何が収納されているのか?

わからなくなってきます。

そのうちラベルを貼ることがめんどうになり、

管理が追い付かなくなってしまうのです。

 

 

 

③整理をしなくなる

『収納、たくさんあるからとっておこう!』

『とりあえず、ここに置いておこう!』

これが、多すぎる収納の、一番の敵!

 

 

この状態が長年続くと

モノであふれたおうちになります。

今使っているモノはどれ?

使っていないモノはどれ?

どんどんわからなくなり、

そんなことをあたらめて考える時間なんてとれないから

ほったらかしになります。

あまりにも膨大なことが目の前にあると

苦労することが目に見えているので

手を出さなくなりませんか?

わたしは、ありますよ!!

 

 

みんな、忙しいですよね。

とくに女性は働き方が一昔前と変わりましたので

家事に育児に仕事に忙しく

1日にこなすことが増えていますよね。

改めて整理について考える時間は少ないです。

 

 

 

片づけのきほんは【整理をしてから収納】

片づけがうまくいかない、収納が足りない・・・

と思ったときこそ!

原因は整理にあります。

収納を見直す前に、モノの整理を見直してみましょう。

 

 

Profile
収納アドバイザー
横山 恵美
(よこやま えみ)
Message

住環境は思考、行動の基盤となり、健やかに暮らすための重要な鍵だと思っております。住宅が建てて終わりでなく、掃除や点検が必要なように、整理収納も【一度整えて終わり】ではなく、ライフステージが変わり、価値観が変われば、合う収納も変わっていきます。【生きている限り付き合うもの】です。家事をラクにして、自由な時間を増やす。家族一人一人が自分のことは自分でできるようになる。そんな環境を整えることで自分と家族の笑顔が増え、心身ともに健やかに過ごせるのではないかと思っています。住んでいる実感と、整理収納からみなさまのおうちづくりをサポートします。