構造見学会in三条

明日28日(日)に構造見学会を行います。

 

少し楽しみです。

 

構造見学会の趣旨は仕上ると隠れてしまう天井裏、壁内、床下等の住宅の中でも重要な部位や配線、配管などを確認して頂くことであります。

 

耐震構造や雪国新潟にフィットした断熱仕様だけでなく、リビングに壁掛けエアコン1台で室内が暖かい理由もお話させてください!

 

何故、この様な仕様でつくることが住まい手にとっていいことなのか?イニシャルコスト、ランニングコスト、機械耐久コストを実際のモノを見ながらご説明します。

 

是非、千癒の家の構造見学会にお越しください。

 

 

雪下ろし

去年の年末からほんの今まで降り続いた雪のせいで自宅周辺の屋根にはおよそ1.3m程の雪がつもり古い作りの小屋の屋根は垂木が雪の重みで変形しつつありました。

3,4年前の大雪の際初めて雪下ろしを経験して以来人生2回目の雪下ろしです。

やってみて感じるのは雪国は雪の処理場所を確保しておくと楽だなーと言うこと。

雨どいは雪下ろしの時邪魔な事

軒先から降ろすのは腰にくること。

運動不足で体力が落ちていること。

色々な事を学びました。

大変な思いをしてもただでは起きません。

何か得ることがあるはず。

感じることがあるはず。

そう思って生きています。生きていきます。

学びは尽きません。

古人の耐震補強

日本の伝統的な建物は、柱だけで支えられている建物がほとんどです。

それだからこそ、広縁越しに日本庭園を眺める庭屋が実現できたのです。

でも決して地震対策を怠っていたわけではありません。

ただ、現代のように筋交や壁で支えるという考え方ではなかっただけです。

古い建物をよく見ると、天井は高いのに柱の間の鴨居は低くなっています。

柱が倒れないように、下壁を大きくして、これを耐震壁としていた工夫が見れます。

また、柱と柱の間に貫という材を入れて、地震対策もしていました。

貫を固めるために使っている楔を再度打ち込んで締められるようにしているのが、耐震補強が容易にできる古人の知恵なのです。

家というのは、長い年月をかけて使います。

その間にも、何度かの地震を経験するものです。

経年劣化すると耐震性も劣化していきます。

耐震補強といえば、国土交通省の試算による新しい耐震の基準に対して不適合になっている既存住宅は1000万戸近くあるとのこと。

不適格の建物は、耐震補強をしなければ住む家族の命も脅かします。

新築では当たり前に確保している耐震性能や温熱性能ですが、今お住まいの既存住宅や中古住宅も何かしら考えなくてはならない時代になってきたと感じています。

構造見学会in東区

今週29日(日)に構造見学会を行います。

 

久しぶりなので少し楽しみです。

 

構造見学会の趣旨は仕上ると隠れてしまう天井裏、壁内、床下等の住宅の中でも重要な部位や配線、配管などを確認して頂くことであります。

 

耐震構造や雪国新潟にフィットした断熱仕様だけでなく、リビングに壁掛けエアコン1台で室内が暖かい理由もお話させてください!

 

何故、この様な仕様でつくることが住まい手にとっていいことなのか?イニシャルコスト、ランニングコスト、機械耐久コストを実際のモノを見ながらご説明します。

 

是非、千癒の家の構造見学会にお越しください。

 

ご予約待ってますね。

地震力と風圧力

台風19号及び15号により、台風がとてつもない脅威であることを改めて思い知らされました。

 

強風によってタンカーが流され関西空港の橋梁が壊れる災害は、個人的にはとても驚きました。

 

近年は局所的に竜巻も発生しています。

 

そして停電など、ライフラインが遮断され日常生活が困難になります。被害に遭われた地域の早い復旧を願うばかりです。

 

構造計算を知っていますと、実は地震以上に風に対する強度も計算に入っています。

 

地震という振動による力よりも、一方的に押される風の方が力が大きくなります。

 

特に重量が軽い木造で、階高が増え細長い建物になると、多くは耐震性よりも耐風性で決まります。

 

現行の法律では木造2階建住宅の構造計算は義務化ではなく、個々の設計士判断になります。しかし弊社は構造一級建築士事務所に依頼し、全棟構造計算を実施しております。

 

https://www.ykhome.co.jp/data/chiyunoie/performance/performance-quakeproof/

 

 

健康住宅を冠としていますが、重要である構造の安心安全は必須な事柄であります。

 

 

 

 

 

 

 

 

高耐震ベタ基礎

江南区で新しい現場が始まっております。

 

基礎工事は高耐震ベタ基礎です。

 

高耐震ベタ基礎とは?

 

鉄筋量が多いだけでなく、不同沈下への安全対策となり、接地面が大きいことから局所的な接地圧が小さくなり丈夫な基礎になります。

 

たしかに木造二階建住宅の基礎としては、そこまでのスペックはいらないんじゃないか?という意見もありますが、決してそんなことはありません。

 

以前は忘れたころにやってくる大震災が来ると言われていましたが、近代日本は20年間に大きな震災が各地に起こっています。記憶も新しい熊本大震災、鳥取震災、東日本大震災・・・

 

地元新潟では10年前に中越大地震と中越沖大地震が起こりました。この高耐震ベタ基礎は、その大地震を教訓として設計されています。

 

災害時にガソリンスタンドはいつも自衛隊の臨時基地になったり、ガソリンを買うために何時間も車が並ぶ光景をニュースで見ると思います。それだけガソリンスタンドは地震にも耐えうる構造となっています。

 

そのスタンドの基礎とほぼ同等スペックが弊社の標準仕様の高耐震ベタ基礎なのです。

 

9.11

2001年9月11日。

私は当時高校生でした。

いつもと同じように眠たい目をこすりながら台所に行きテレビを見るとそこには現実に起きている事件とは思えない映画のような映像が映し出されていました。

ワールドトレードセンターに飛行機が激突している。

黒い煙をあげながら火災が起きビルが崩壊する。

今でもその映像は脳裏に焼き付いています。

あれから18年。

9.11の日付を見たらふと思い出しました。

あの痛ましい事件は忘れることはないと思います。

被害を受けた方々は色々な思いを抱いたことと思います。

あの日オフィスに行かなければ。

朝寝坊をしていたら。

電車がもっと遅れていれば。

飛行機にテロリストが乗れなければ。

建物が崩壊しなければ。

避難できる設備がもっと整っていれば。

私たちが造っているのは住宅ですが、私たちができる安心をできるかぎり尽くしていきたいと再確認した日でした。

 

木造建築

「木は燃えるもの。木は腐るもの。鉄やコンクリートより弱いもの」と思っている人は多いと思います。

 

しかし、木材は人類の知恵を集めても足りないほど、自然が生み出した優れた材料です。

 

地震の力のことをお話しします。

 

建物の重さが重いほど大きくなり、軽いと弱くなります。

 

どんな建物に対しても地面が一気に動くので、それについてゆこうとする、慣性の力が働くのです。

 

ですから、重たい鉄筋コンクリート造、重たい鉄骨造よりも、軽い木造の方が地震力は小さくなるのです。

近年は大規模な公共建築にも木造の建物が設計施工されています。

 

知れば知るほど、木の建物は先人の知恵が詰まった素晴らしい建造物ということがわかります。

 

 

 

 

 

自然素材だけの耐震等級3

新潟で大きな地震がありました。

震度6強を観測した18日深夜の地震は、新潟県山北地区を中心とした震源地です。

津波警報で避難勧告も発動し、眠れない一日だった方も多かったと思います。

震源周辺は、今回のマグニチュード6.7を上回るM7クラスの地震や津波が起きる可能性が指摘されています。

忘れたころにやってくる地震ですが、新潟県は全国的にみても、地震多発地域なので、とても敏感だと思います。

地震被害に遭われたご家庭には、心よりお見舞い申し上げます。

また、全国各地からの知人友人からご心配を連絡を頂きました。

お気遣いに心から感謝します。

そして、いよいよ満を持して、千癒の家仕様の自然素材だけの耐震等級3をご提供させて頂きます。

国が定めている耐震等級があります。

耐震等級とは建築基準法の範囲内を等級1、建築基準法の1.25

倍の強さを等級2、建築基準法の1.5倍の強さを等級3として、

3段階の等級に分けたもの。

そして、「極めて稀に(数百年に一度程度)発生する地震力

に対して倒壊、崩壊等しない程度」とあります。

自然素材のみ特化した家づくりは、合板を使用しないので、

国の定める等級にはあてはまらないのが一般的ですが、キッ

チリ耐震等級3をクリアする構造計算を実施することが可能に

なりました。

そして制振ダンバーを付加することで、極めて稀な地震にも対応できる構造体となりました。

今後もより安心と安全をお届けするために、専門家と知恵を出してレベルアップしてきたいと考えています。

 

 

新潟に住むからには

昨日の夜自宅でパソコン作業していると

『ブーーーーブーーーーー!!!!』

すごい音で携帯電話が鳴り始め、家の外でも町の放送のアラーム音がけたたましく鳴りました。

その直後

ガタガタガタ

家が揺れます。

こんな時に思うのは何もできずただただ揺れがこれ以上大きくならないでくれ!と願うことしかできない自分の無力さです。

インターネットの速報を見ると震源地は新潟県。

妻が言います。

『やっぱり新潟って地震多いね』

確かにそう思います。

新潟地震(体験はしていない)

中越地震

中越沖地震

東日本大震災(新潟ではないが隣県で超大型)

そして今回。

自分が生きてきた中でもこれだけ多くの地震を経験しており他県と比べても大型の地震が起きる確率はかなり高い県なのかもしれません。

その県に住んでいて日頃から準備できること、

防災グッズや知識を用意しておくこと、

そして万が一起きてしまった時には自分の家が崩れてこないように地震の対策をとっておくことが重要です。

今一度ご自宅の耐震について考える時なのかもしれません。

対策は多くあります。

一度ご相談ください。