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笑顔が増える整理収納のおはなし

片付けと発達障害、どう関係しているの?

2019年11月1日( 金)

『片づけが進まなくて』

『子供がすぐにまた散らかすんです・・・』

こんなお悩みを抱えている方、いらっしゃいませんか?

 

 

片づけが進まない原因は様々あります。

心理的なブロックがかかっていたり、

整理収納のやり方が本人に合っていなかったり、育った環境だったり。

 

その中でも特に対応に気を付けたいのが、発達障害がある場合です。

【ゴミはゴミ箱へ】と当たり前にできそうなことが、障害による特性で難しい場合もあります。

整理作業を始めても、次々と興味の対象が移るため、

作業に集中することが難しい方もいます。

 

同じ障害名でも度合いや特性が一人一人違いますので、

特性を理解することが解決の第一歩です。

 

今週はNHKで特集をしています。

【発達障害って何だろう】

https://www.nhk.or.jp/kenko/special/hattatsu/sp_1.html#theme-list-program

ぜひ触れてみてください。

 

 

なお、発達障害の有無にかかわらず、

自分に合う収納、家族に合う収納を見つけるには

何度か収納方法を試す必要がある場合もあります。

ざっくり収納が合っているかと思えば、洋服だけはキッチリ畳むのが好きだった!など。

本人ですらあとで気づくこともあります。

一度収納を整えてみたけど、ダメだった・・・!とすぐにあきらめる必要はありません。その方法が合わなかっただけですので、半年~1年と続けてみましょう。

 

 

整理収納を一人で進めるのはとても骨の折れる作業です。

一人で抱え込まずに周りに相談したりプロに頼んでみるのも一つの手です。

 

Profile
収納アドバイザー
横山 恵美
(よこやま えみ)
Message

住環境は思考、行動の基盤となり、健やかに暮らすための重要な鍵だと思っております。住宅が建てて終わりでなく、掃除や点検が必要なように、整理収納も【一度整えて終わり】ではなく、ライフステージが変わり、価値観が変われば、合う収納も変わっていきます。【生きている限り付き合うもの】です。家事をラクにして、自由な時間を増やす。家族一人一人が自分のことは自分でできるようになる。そんな環境を整えることで自分と家族の笑顔が増え、心身ともに健やかに過ごせるのではないかと思っています。住んでいる実感と、整理収納からみなさまのおうちづくりをサポートします。