西洋建築、外国の建築はシンメトリーの物が美しいとされているようです。
それは自然の形の原理を征服するような形であり、有名なルーブル宮殿やベルサイユ宮殿も上から見るとシンメトリーで、
どこまで行っても対称である形に圧倒的な力を感じるのだそうです。
確かに対称のものは自然界に存在しないし、建築物だからこそできるのかもしれません。
そしてそれを美しい?すごい?と感じるのも性格もダイナミック、エキサイティングな西洋の人の感性と言えば納得です。
住宅でもその感性は見られ西洋の住宅は線対称の家が多いように思います。
そしてその線対称の同じように整った家がずらーっと並ぶとヨーロッパの美しい街並みが生まれるのです。
日本でも町屋などは同じような美しさがあります。
同じものの連続。
これも美を感じる部分なんだと思います。
人それぞれの美の感覚があってそれを共有できる感覚も養っていきたいです。
それにはいろんな感覚を勉強していかなければ。
今週SZ様邸の引き渡しになります。
SZ様は私が設計、打ち合わせからほとんどを担当させて頂いた施主様です。
当初まだ暮らしのインタビューという詳細のヒアリングを始めて間もない時に
SZ様も暮らしのインタビューをさせて頂きました。
この暮らしのインタビュー後の最初のプランでほぼOKの回答を頂きすごく嬉しかったのと
自分の自信につながったのを覚えています。
打ち合わせは通常気を張って取り組まなければいけないのですが、
SZ様の人柄のおかげでほっこりとした打ち合わせを毎回させて頂きました。
工事中も大きな心で対応して頂きなんとかここまでたどり着くことができました。
全てSZ様の人柄のおかげです。
住まわれてからもお付き合いは続いていきます。
これからもよろしくお願いします。
お盆休みが終わり今日からまた再スタートです。
今回のお盆休みはずっと飲み続けていた気がします。
実家に行っては飲み、内祝いで飲み、結婚祝いで飲み、専門学校同窓会では飲み
充実したようで充実してないような、でもいろいろな人といっぱい話したお盆でした。
中でも専門学校飲み会ではみんなまじめに建築をやっていてすごいなーと思いました。
そしてみんな建築好きなんだなーと。
自分も同年代に負けないように今日からまた頑張って行こうと思います。
よろしくおねがいします!
明日13日から17日までお盆休みを頂きます。
ゴールデンウイーク以来の連休になります。
久しぶりに家族や親せきと墓参りにいったり
友人とゆっくり過ごしたいと思います。
また18日からは元気に仕事再開できるように
しっかり休養させて頂こうと思います。
今週やっていたビフォーアフターで瓢湖すぐ隣りのお宅のリフォームが放映されていたそうです。
私は最後ほんのちょっとしか見れなかったのですがその中で我がふるさと、
安田瓦の鬼瓦屋さんも大きく取り上げられていたそうです。
私地元大好きなのでこの鬼瓦やさんの鬼の置物もすごく気に入っていてうちの守り神として祀っています。

鬼なのにダラッとしてるこの感じがすごくいいんです。
今すごく人気が出てしまい購入しようとすると1年くらい待つそうですが、興味を持たれた方はぜひ!!
ギャラリーもあるのでいろんな鬼を見学もできます。
暑い暑い暑い暑い!
最近は一日に何回言ったかわからないくらい言ってるワードです。
でもこんなに暑いのってここ10年くらいだと思います。
エアコンがないと絶対生活できないと思います。
でも、この土曜日メンテナンスで西区のお宅を訪ねました。
外の気温は36℃。
でも室内のクーラーはついていませんでした。
室内に入るとひんやりします。
立地にもよるとは思いますが、こんなに暑いのにクーラーなしでいられるのは奇跡だと思いました。
やっぱり神様が宿る家は涼しんだなーと実感した瞬間でした。
今日は江南で新築中の施主様支給の材料を製材することになり立ち会ってきました。
樹種はアテビ、
元口で約800mm末口で約500mm
厚みが135mm程もあるかなり貴重な材料です。
この材料を二つに割って薄くし家具などに加工する予定です。



テレビなどでみたことはありましたが実際に製材に立ち会うのは初めてで、
どのような手順なのか、
仕上がりがどの程度なのか、
すごく興味深かったです。

できた板の出来も上々で完成が楽しみです。
実は前から流木で家具を造ろうと思い海に行っては良さそうな流木を集めています。
流木のあの風化した感じがいい味だと思っています。
なのできっとのこぎりで切ったりしたら良さが損なわれると思い
ちょうどいいサイズの流木を探すのですがこれがなかなかみつからないんです。
とくに椅子やテーブルの面になる部分、板材を探すのが大変です。
さっきネットで流木を検索したら流木ショップなるものまであるんですね。
新潟は海が近くにあるので貴重とも思ったことなかったですが、
海なし県の方にはなかなか手に入りにくいものなのかもしれません。
完成はいつになるか全く見当がつきませんが、できたらいつか発表したいと思います。
たぶん・・・
夢は100坪の家に住むことです。
一度でいいから住んでみたいです。
でも住んだら住んだでいろいろ大変なのでは?とも思います。
まず掃除が大変。
部屋の移動が遠い。
家族の距離感がある。
物がいっぱい貯めこめるのでいらない物を捨てない。
私が実際に家を建てるならできるだけコンパクトな家にしたいと思っています。
大きな家のデメリットが全部解消できますし最大のメリットが生まれます。
それは「価格が安い」
同じ仕様だとしたら確実に安くなります。
浮いたお金を家具や、庭などに使えます。
普段の日常ではないプラスアルファの部分にお金をかけられると心にもゆとりが生まれそうです。
また、そうしなくてももっといい仕様の家に住めます。
小さくても気持ちが豊かになれる暮らし方を見つけてみませんか
家と音は密接な関係にあります。
近隣の音
隣の部屋の音
トイレの音
気になる部分はたくさんあります。
これを遮ってくれるのが吸音材であり遮音材であります。
まず、壁や天井など物質間の音のメカニズムを考えてみます。
・反射→音エネルギーがある物体にぶつかったとき、跳ね返る状態を反射といいます。
鉄のように重く、凹凸が少ないなど表面積が小さい物体ほど、反射する音エネルギーは多くなります。
・透過→音エネルギーが異なる物体の中を通り抜けてゆく状態のことを透過といいます。
物体の密度が高いほど音は通り抜けにくくなります。逆に、密度が粗いほど透過する音エネルギーは大きくなるというわけです。
・吸収→音エネルギーが異なる物体にあたったときに、その物体との摩擦や振動によって、
音エネルギーが、熱エネルギーに変換する状態を吸収といいます。
反射と反対で、スポンジのように面密度*が高い多孔質な物質ほど吸収されやすくなります。
まとめると、密度が高い物質は音が透過しにくいが反射しやすい。多孔質な物質は吸収しやすいそうです。
ではなにが音を伝えにくいのか。
遮音材としてはコンクリートなどが完全に音を遮音してくれます。
しかし音を反射してしまいます。
吸音材としてはセルロースファイバーやグラスウールなどが多孔質で有効です。
しかしグラスウールは通常10Kが使われることが多く、吸音材としては不十分です。
一方セルロースファイバーは壁内に一定量を吹き込むので密度も高くなり吸音材として最適です。
音の性質を知っておくと断熱材や壁材を選ぶ時に役立つかもしれません。