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シックスハウス症候群について

2021年3月27日( 土)

はじめに

今回、シックハウス症候群についてのお話をします。このシックハウス症候群という言葉が使われ始めてから、約20年以上経過しています。いまだにこの問題について明解な解決策が出されているわけではありません。つまり、依然として、この症状に悩まされている方が多数いるということです。住環境対策やリフォームを行う際に、この問題について、業者や施主様はもちろん、そして政府や医療機関、関係団体をも巻き込み、さらなる取り組みを行っていかなくてはならない積年の課題であります。こうしたことを踏まえつつ、今、そしてこれからの健康的な生活環境の確保に役立つ知識を紹介していきます。

 

シックスハウス症候群の背景

1990年代の後半、全国でシックハウス症候群が大きな問題になりました。理由の1つとして、断熱性や気密度が向上した新築(改築)住宅の建材や接着剤、塗料などから放散される濃度の高いホルムアルデヒドやトルエン、キシレンといった揮発性の有機化学物質が健康障害を起こしたためだと思われます。このため、厚生労働省からは2002年13の化学物質について「室内濃度に関する指針値」が出され、また、ホルムアルデヒドは日本工業規格などで放散量規格が定められました。それによって、主要な建材から高濃度に検出される事は少なくなりました。さらに国土交通省は2000年には住宅性能表示基準、評価方法基準を制定し、2001年には室内空気中の化学物質濃度などの測定値を表示すべきことを定め、一般住宅から検出される化学物質の濃度も低くなりました。

しかし、シックハウス症候群の原因はもともと化学物質のみならず、カビや結露等の住環境の多様な問題が絡んでいると思われます。また発生源としては建築材のみにならず、移住者が生活の上で持ち込む化学物質もあります。

シックハウス症候群とは

基本的には、室内環境汚染が原因で、建物内の多くの人が身体(目、鼻、皮膚、のど呼吸器)に何らかの症状を示すもので、その環境を変えると良くなるものと言われています。

日本では、1990年代からシックハウス症候群が問題になりましたが、欧米ではオフィスビル中心の空気室内環境問題としてシックビルディング症候群と名付けられ問題となっていました。シックハウス症候群は基本的にはシックビルディング症候群が住宅で生じたものと考えられます。シックビルディング症候群はいわゆるビル内で発症する非特異的な症状(目、鼻、喉の刺激症状、頭痛、倦怠感、皮膚刺激症状、集中困難)であり、ビルを離れると良くなり、多種の要因が重なって原因になることがあるなど、欧米と呼名に違いはありますが、基本的には、室内環境に起因する同様の症候群と考えられます。

シックビルディング症候群とシックハウス症候群

1、シックビルディング症候群の大部分はオフィスの問題として、ほとんど20から60歳代に生じますが、シックハウス症候群が早い年齢に生じます。

2、シックビルディング症候群は休日に消失することが多いですが、シックハウス症候群は住居のため毎日の問題です

3、シックビルディング症候群は職場の多くの人数に生じて、環境問題として理解しやすいです が、シックハウス症候群は少数人数の問題となり環境問題として理解しにくくなります。

シックハウス症候群の症状

目-目がかゆい、熱い、チクチクする

鼻-鼻水、鼻づまり、鼻がムズムズする

肌-顔が乾燥する、赤くなる、顔や耳がかさつく、かゆい、手が乾燥して、赤くなる

のど、呼吸器-声が掠れる、喉が乾燥する、咳が出る

精神面-とても疲れる、頭が重い、頭痛、吐き気やめまい、集中できない

主な原因と発生源

1、化学的要因

人が住む現在の住宅では、いろいろな化学物質が使用されています。建物の建設や家具製造の際に利用される接着剤や、塗料などに含まれる有機溶剤、壁や床のクロスや合板は接着剤によって貼り付けられています。また木材には昆虫やシロアリといった生物の食害から守る防腐剤が含まれています。これらの化学物質は徐々に室内に揮発し、室内は揮発性有機化合物(voc)に汚染されています。シックハウス症候群になる要因は解明されたわけではありませんが、その原因物質として室内の空気中にある揮発性化学物質が考えられています。

シックハウス症候群の主な原因物質

1ホルムアルデヒト

2エチルベンゼン

3スチレン

4クロルピリホス

5フタル酸 など

  

ホルムアルデヒドについて

ホルムアルデヒドはアルデヒドと呼ばれる化学物質の中で最も単純な構造をしている無色の刺激臭のある気体です。水によく溶ける性質を持っています。その水溶液であるホルマリンは防腐剤として有名です。ホルマリンはつけられた動物などを学校の理科室なので見たことがある方も多いでしょう。ホルムアルデヒドは新築、改築し、入居した後に持ち込むもの、移住者の生活、外気と様々な経路を通って生活空間の中に入ってきます。特に建材には安価なため広く用いられています。

 ホルムアルデヒドがフェノール樹脂、メラミン樹脂、尿素樹脂といった樹脂(接着剤、塗料を含む)原料として多く使用されています。建材としては、合板、パーティクルボード、断熱材に含まれています。家具の中では、洗面化粧台、台所の収納タンスなどに使用されている合板、接着剤などから発生します。

ホルムアルデヒドに関する法的規制がかけられたことにより、近年の家屋では以前と比べて濃度は一般的に減少傾向にあります。しかし接着剤等に含まれるホルムアルデヒドは、接着剤がある限り室内に放散し続けることがあり、濃度がなかなか下がらない可能性があります。

 この対策として、厚生労働省は室内濃度指針値を設けています。そのため気中濃度は減少していますが、建てたばかりの家屋では高濃度になることがあります。室内での気中濃度を下げるために窓を開ける、24時間換気装置を使うなどして部屋の換気を十分に行いましょう。

揮発性有機化合物(voc)について

揮発性を有し、大気中で気体状となる有機化合物の総称であり、トルエン、キシレン、スチレ

ン、エチルベンゼンなど多種多様な物質が含まれます。シックハウス症候群としての室内気中曝露濃度では、皮膚、粘膜刺激症状、頭痛、倦怠感、集中困難、めまい、吐き気、嘔吐などを生じます。

 対策としてはホルムアルデヒドと同様に厚生労働省による室内濃度指針値が設けられています。建物には、クロルピリホスを添加した建材の使用が禁止されていますが、すべてのVOCを規制するのは、数も多く困難であるといえます。したがって、まずは室内での化学物質濃度を下げるために部屋の換気を十分に行うことが重要です。さらに室内に持ち込む家具製品についても、輸入品などどんな塗料を接着剤を干しているかわからないものより、できるだけ品種のわかっているものを購入するか、あるいは新居に引っ越す場合は、今まで使っていたものであればそのまま使うようにしましょう。

殺虫剤、防虫剤について

パラジクロロベンゼンはVOCに分類され、上記で示したものと同様の症状をします。クロリピリホス、ダイアジノン等の有機リン系は、皮膚、粘膜刺激症状、頭痛、倦怠感、めまい、吐き気、胸部圧迫感、軽度の運動失調などを生じます。フェノブカルプ等のカーバメート系では倦怠感、頭痛、めまい、悪心、嘔吐、腹痛等を生じます。

 居住者が自ら殺虫剤を使用する場合は、使用について認識がありますが、シロアリ駆除や畳加工がしては居住者が認識していない場合も多くあります。近年殺虫剤は、効果の持続を狙ってマイクロカプセル化されたものが多く、一旦室内散布すると、長期間、殺虫成分が残存する場合があります。

 対策として害虫駆除方法を殺虫剤によらない方法を選択する、もしくはなるべく殺虫剤散布を減らすことが必要です。また散布中や散布直後には子供が入室しないように注意をし、使用後には十分な換気が必要です。また業者に害虫駆除を委託する場合は薬剤散布の量を減らすという方法を選択することもできます。

室内で発生する化学物質の発生源

1.家屋(現在、家具、接着剤、塗料)から

アセトアルデヒド、アセトン、トリメチルベンゼン、ホルムアルデヒド、トルエン、キシレン、ピネン等

2.家電から

アセトン、ブタノール、トルエン

3.燃焼機器、タバコから

ノナン、デカン、オクタン、アセトアルデヒド、トルエン、ベンゼン、ニコチン、ホルムアルデヒド

4.家屋(床下)から

クロルピリホス(現在は使用禁止)、フェノブカルブなどシロアリ駆除剤

5.繊維製品から

ノナン、デカン、ウンデカン

2.生物学的要因

a.真菌

気中真菌濃度は、室内中より外気中の方が高いことが多くなっています。そのため室内気中真菌の濃度も季節変動があり、春秋に高く、冬は低くなります。菌の発生しやすい環境は、高湿度、温度が20度から30度、有機物の多い汚れの存在、長期間利用のない場所、空気の流れがない、家塵が多い、結露が生じる、があげられます。

主な真菌

クラウドスポリウム(俗称はクロカビ)

アスペルギルス(俗称はコウジカビ)

ペニシリウム(俗称はアオカビ)

アルテルナリア(俗称はススカビ)

b.細菌

レジオネラ-ニューモフィラ細菌によるレジオネラ感染症が挙げられます。空調の冷却水、循環式給湯器、加湿器等の水で増殖し、症状は、全身倦怠感、筋肉痛、発熱、咳、呼吸困難、意識障害を生じます。

ダニアレルゲン

日本国内でアレルゲンとなる代表的なダニはチリダニ科ヒョウダニ属のヤケヒョウダニとコナヒョウヒダニです。霧谷下の端には温暖湿潤な気候の地域に多く分布しています。気温25度、相対湿度75%前後で最もよく繁殖し、相対湿度が50%以下になれば繁殖できなくなります。栄養分としては室内塵中の人の皮屑、真菌、食品カスを摂取します。ダニから排出される糞や死骸の破片中に含まれる成分がアレルゲンとなります。

 気管支喘息の主たるアレルゲンは家釣谷(ハウスダスト(で、症状としては、咳息切れ、呼吸困難があります。また、ハウスダストはアトピー性皮膚炎の原因にもなります。

ペットアレルギー

家家の中で飼う犬、猫、げっ歯類などがアレルゲンとなり健康に影響することがあります。家の中で飼っているペットのアレルゲンも気管支喘息やアトピー性皮膚炎の原因となります。

3.温度、湿度

a.温度

高温、低音により暑さ、寒さの不快感が生じます。建築物衛生法では、17度から28度を基準としていますか、湿度、気流、個人の着衣と活動量といった様々な要因により影響を受けるため、同一建築物内すべての人に快適な温度設定は難しいとされています。また、過度の冷房により下痢、腹痛、神経痛、腰痛、月経異常、風邪をひきやすいといった冷房病が生じることがあります。

b.湿度

30%起きると、乾燥感や眼、上気道の刺激を生じるリスクが高くなります。湿度の上昇は、気温の上昇とともに不快感を増強させます。また、湿度の上昇により結露の発生があると、カビの生じやすい環境になることや、建材がダメージを受けることによる化学物質の発生、さらにダニの生育しやすい環境となることなどにより、皮膚、粘膜刺激症状、頭痛、倦怠感、集中困難、めまい等の症状を生じる原因となります。

4.粉塵

粉塵は、広義には粉塵と粒子を含み、また固体粉塵粒子と液体融資のミストと区分されます。軽くて粉塵は、空気中に浮遊し、浮遊粉塵と言われます。

 呼吸により気道に入った粉塵、粒子は、鼻、咽、気管、気管支あるいは肺胞に拡散し、沈降し、各部位への沈着率は異なります。花粉や細菌、一般粉塵、ミストなどで粒径の比較的大きいものは、鼻、咽、あるいは気管支で捕えます。ウィルスやタバコの煙、微細なアスベストなどは、肺の末端部である肺胞に到達し、そこでの沈着率は高く、健康障害が起こします。

それでは次に、シックハウス症候群を悪化させないために、住環境の改善や住まい方の対策を考えていきたいと思います。

1. 住宅環境の改善

3つのポイント

温度、湿度計などを設置して適温を保つ

換気を行い、空気環境を良くする

冷暖房装置や排気孔などの掃除や定期点検

押さえておくべき要素

酸素

空気の人体への直接的な作用は酸素補給と体熱の放散です。酸素不足状態になると脳の血管は拡張し、血液循環をはかるなど機能が動員されますが、その限界は一般の人では酸素濃度16%位までです。これを酸素欠乏症といいます。酸素欠乏の発生しやすい場所、状態としては、換気不良で閉鎖的な空間です。化学的には金属や功績による参加、穀類の呼吸等に伴う生物学的な場合、メタンガス、不活性ガスなどによって酸素が置換された場合などです。空気中で酸素濃度が低下してくると頭痛、集中力の低下が見られ、酸素濃度16%から12%では心拍数、呼吸数の増加、耳鳴りが生じ、14%から9%では判断力の低下、全身脱力が見られ、6%以下では失神し、呼吸停止から心肺停止となります。

二酸化炭素

戸外の新鮮な空気の中の二酸化炭素濃度は、0.03から0.04%です。人に対する急性の毒性は弱く3%位までは特に症状は見られませんが、4%になると、相対的には酸素不足となり、耳鳴り頭痛などの微候はみられます。8から10%では意識混濁、痙攣を起こし、呼吸困難により死亡する危険性もあります。

 室内では二酸化炭素の主な発生源は、室内の在室者の呼吸、そして使用されている石油、ガスコンロやストーブなどの開放型燃焼器具です。近年の住宅において、開口部の窓にはサッシとペアガラスが使用されており、機密性、断熱性が高くなっています。排気装置のない部屋を閉め切り、人が在室していると、二酸化炭素濃度が0.1%以上にも達する場合があります。良好な室内の空気循環を維持するために、換気をすることを心掛けましょう。

臭気

嗅覚は、鼻腔にある感覚受容器、揮発性の化学物質が作用し刺激することによって生じ、他の感覚と同じく加齢とともに鈍くなります。また同じ臭いでも長くその場に居ますと、においに鈍化し、慣れが生じてきます。特有の臭気を有する化学物質は多く、それらのうち4000種について、人が嗅ぎ分けられるとされています。室内における臭気の発生源としては、台所での調理臭、生ゴミ臭、燃焼排気臭、トイレの臭い、タバコの臭い、体臭など様々です。臭覚はかなり個人差があります。香水などもきつすぎると他の人によっては不快感となる場合もあります。物質によって臭気が異なり、アセドアルデヒドには刺激臭、二酸化メテルは腐敗臭、アンモニア臭などがあり、それらの物質の濃度によって臭気の強さが異なります。

温度

温熱環境において、温度は室内環境での代表的な指標です。さらに温熱環境は湿度、気流、熱放射によって影響を受け、また各個人の温冷感は季節や着衣量、人々の活動によっても影響されます。建築物衛生法等での室温の基準は17度以上から28歳以下です。省エネの観点からは、

衣服を調節し、夏季にはクールビズにより室温28度、冬季にはウォームビズにより室温17度が推奨されています。

湿度

夏季の高湿環境は、蒸し暑さで不快感を高めるだけではなく、高湿性真菌やダニなどの増殖を起こしやすくなります。一方で冬季の低湿環境においては、呼吸器の粘膜を乾燥させ、気道の細菌感染予防作用を弱めます。また低温低湿環境において、インフルエンザウィルスの生存時間が伸び、インフルエンザに罹患しやすい状況になります。またアトピー性皮膚炎や気管支ぜん息などのアレルギー疾患については、低湿条件が症状を悪化させます。こうした環境と疾病との関係からも季節による適切な湿度管理が必要です。

換気状態、風量

建物、住宅の窓は、サッシが普通となり、扉、ドアも気密性が高くなっています。部屋の換気は、窓やドアの開口部、そして換気扇や換気口により行われます。しかし、外部からの騒音対策や冷暖房効率を上げる目的もあり、建物の開口部を閉めている場合が多く見られます。2003年に改正になった建築基準法では、ホルムアルデヒド発散する建材を使用しない場合でも、家具等からの発散があるため、原則として新築されるすべての建築物に換気扇などの機械換気設備を義務付けています。

 室内環境において、風量は、換気設備の性能であり、時間当たりの給気、または排気の量を意味します。24時間の換気システムの設置を義務付けても、それが充分に作動しなければ問題です。

換気システムには、機械給、排気設備の場合、空気の汚れを防ぐためにフィルターが用いられています。冷暖房装置にもフィルターがありますが、室内外の空気汚染によってフィルターは汚れ、目づまりを起こし風量が減少します。こうした換気装置の風量を測定し、装置を点検することが大切です。フィルターなどの機能不全によって、換気が不十分になっていることが、住宅でしばしば発生しています

2.住まい方

シックハウス症状へのリスクを上げるようなライフスタイル、住まい方を改めましょう。

敷物を敷く場合は、敷き詰めず、まめに掃除をしてダニやほこりを取り除く。

 現在の住まいは、ベッド、床はフローリングと洋式化されています。一方で暖房には従来からの開放型のヒーターを使用している場合も見られます。従来の木造住宅は気密性が低く自然換気により換気回数は多かったのですが、住宅の高気密化により、換気回数が確保されているか、疑問視されています。開放型ストーブの使用は必要換気量の確保が前提です。換気装置もフィルターの清掃をいないでいると、目づまりを起こし、それが換気に有効となっていない場合もあります。定期的にフィルター、換気装置を点検することが大切です。

 洋式化された室内空間、そして電気掃除機によって表面的に室内は清潔そうですが、タンスの後面、畳の下、押し入れなどは不衛生になりがちです。また年間を通じて温熱的に快適な室内環境が保たれていますとダニ、微生物にとても繁殖しやすい温室となり、定期的な清掃で、衛生的な室内環境の確保が大切です。

3.ライフスタイルとその改善

ライフスタイルと関わるシックスハウス症候群の要素として、主に、喫煙、飲酒、睡眠、スト

レスがあげられます。それらの過不足等がないか生活の見直してみましょう。

シックハウス症候群の症状は、我々の生活の中の様々な要素(物理的、化学的、生物的因子など)の関連性がありますが、喫煙、睡眠、飲酒などの種々のライフスタイルととも大きな関連があります。住まいの中におけるライフスタイルのあり方と関わりがあります。そして、シックスハウス症候群に関連するライフスタイル、住まい方を変えることで、症状の改善を図ることが出来ることも報告があります。

シックスハウス症候群の症状へのリスクを上げるライフスタイルについて、ご自身の、また、ご家族のライフスタイルを見つめ直し、ライフスタイルを良い方向に変え、症状の改善を目指してください。

まとめ

シックスハウス症候群は、建物の建材や塗料などに含まれた化学物質の放散によるもので発症するといわれています。しかし、それだけではなく、私たちの住まい方にも改善する余地があるようです。不摂生で不衛生な生活では、そのリスクを高めることを知りました。室内の清掃や換気、規則正しい生活の維持など、本当に、日常生活の当たり前のことを、当たり前のようにやり続けることが健康的な暮らしを実現できる最善の道なのです。多忙な毎日の中で、なかなか時間がなく、先延ばしにしがちですが、自分自身の健康、そして家族の幸せのためにまずは見直してみましょう。

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代表取締役
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代表取締役 中山 修
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千癒の家(株)わいけい住宅代表の中山です。 家は人生で一番長く家族といる空間です。
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昭和58年、新潟県阿賀野市(旧安田町)生まれです。
新潟の設計事務所勤務を経て、大きな建物より温かい気持ちの詰まった住宅に特化したいと思いわいけい住宅に入社しました。
学生時代東京都の設計事務所で勉強のために働いていた以外はずっと新潟と一緒に生きてきた生粋の新潟人です。
現在はわいけい住宅で建てた家に家族4人で暮らしています。
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昭和59年新潟県新潟市(旧巻町)生まれです。2011年の震災から約4年間、復興作業の為、宮城県の方で仕事をしてました。その際に感じた事や経験した事を、今に活かせるよう仕事と向き合い、頑張らせていただいてます。新潟県へ帰郷後、健康住宅に興味を持ち、また、千癒の家の様な家づくりがやりたく、そこでわいけい住宅様を知り、お付き合いさせていただいてます。