リフォームとリノベーションの違い

近頃はリフォームの問い合わせが増えています。

一般的に「リフォーム」とは、老朽化した建物を新しい状態に戻すことを言います。

なお、英語で「reform」は「悪い状態からの改良」を意味し、リフォームという言葉を使うときは、

基本的に壊れていたり、汚れていたり、老朽化したりしている部分を直したり、きれいにしたり、

新しくしたりすることを指します。マイナスの状態のものをゼロの状態にに戻すための機能の回復という

意味合いとして使われることが多く、例えば、外装の塗り直しや、キッチンの設備の変更、壁紙の張り替えなど

がリフォームに該当します。もう少し規模が大きいリフォームをリノベーションと呼びます。

「リノベーション」とは、既存の建物に大規模な工事を行うことで、性能を新築の状態よりも向上させたり、

価値を高めたりすることを言います。英語で「renovation」は「革新、刷新、修復」を意味し、

リフォームがマイナスの状態のものをゼロの状態に戻すための機能の回復という意味合いに対して、

リノベーションはプラスαで新たな機能や価値を向上させることを意味します。

よりデザイン性の高いものに改良したり、住環境を現代的なスタイルに合わせて間取りや内外装などを

変更したりすることなどが含まれます。

弊社も来年はリノベーションが3軒ほど決まっています。プラスαの価値を提供したいと思います。

 

これからの新築住宅市場

新築住宅の着工数が100万戸を切る時代です。

5年後には60万戸~50万戸まで少なくなると予想されています。

そんな時代に、住宅業界に携わる人たちは大変なことです。

新築住宅市場が年々小さくなっていくのに対して、営業マンの

ノルマは日に日に増えていると聞きます。営業マンが企業で働く限り

この営業ノルマからは逃げれません。

総合住宅展示場には、土日祝日でも来場者はほとんど来ない。

営業ノルマを持った営業マンは、数少なくなったお客様を必死に追いかけます。

約束していないのに、家に押しかける。これからまた朝駆け夜討ち営業が

始まることでしょう。それに、大手だから安心という時代ではなくなりました。

これからは、自分の家を建てる側にも勉強が必要です。

あなた自身がある程度の知識を持っていないと、何もできない時代になりました。

しかし、個人では当然限界があります。専門家の利用はこれから大事なこととなってきます。

その専門家と良い関係を築くためには、あなた自身が基本的な知識をしっかり持って

いることが重要なのです。専門家といっても、エセ専門家やなんちゃって専門家も

たくさんいることも事実です。人生で最も大きなお金が動く住宅です。

専門家とともに、納得いく新築住宅を選んでいただきたいと思います。

 

 

対応する姿勢

松下幸之助の名言集から

「社会に対する責任ということを同じように考えてやっていても、その徹し方には差がある。

一方は「これで十分だ」と考えるが、もう一方は「まだ足りないかもしれない」と考える。

そうしたいわば紙一枚の差が、大きな成果の違いを生む。

もう十分だと考えると、苦情があっても「ああ言うが、うちも十分やっているのだから」ということになって、

つい反論する。

けれどもまだ足りないと思えば、そうした苦情に対しても敏感に受け入れ、対処していくということになる。

そういうことが、商品、技術、販売の上に、さらに経営全般に行われれば、年月を重ねるにつれて立派な業績

を上げることになるわけである。」

苦言苦情クレームを言われることは、本人もまた相手も労力を使います。

その対応に企業の姿勢が現れます。

夢と希望に満ち溢れているお客さまのマイホームです。

相手の立場にたって最大限の努力することは忘れてはいけません。

現場ライブ

弊社のホームページに現場ライブという、工事現場の状況を

リアルタイムに写真でお見せするコーナーがあります。

担当が現場のタイミングを見計らってアップします。

お施主さまやこれから建築予定や家づくりを考えている方など、

よく閲覧していただき人気のコーナーでもあります。

しかし、最近は8現場が並行して稼働することもあり、少々分かりずらい

というご意見もいただいてました。

そこで、どの現場ライブがいつ更新されたかをわかり易くと考えて、

TOPページ最新情報、イベント、ブログの右隣に「現場日記」という

新しいカテゴリーをつけました。少しは見やすくなったかなと思います。

また来月はいよいよフェィスブックもスタート予定です。

今後も新しい情報をより正確により早くを心掛けてホームページを更新して

いきたいと思います。お楽しみにしててください。

 

禅宗の食事

先日は禅宗のお寺様の秋の大祭に行ってきました。

お寺の和尚さまのお経とご説法を聞きます。

時間は約2時間、ずーっと正座をしますので、足はいつもしびれます。

しかし、心が洗われる大切な時間なので、忙しくとも出来る限り行くようにしています。

現代の日本人が忘れている、大切な心や考え方を教えてくれます。

そして、禅宗のお寺なので、お食事の前に「ごかんのげ」を唱和します。

 一 功の多少を計り彼(か)の来処(らいしょ)を量(はか)る。

⇒この食事がどうしてできたかを考え、食事が調うまでの多くの人々の働きに感謝をいたします。

二 己が徳行(とくぎょう)の全欠を[と]忖(はか)って供(く)に応ず。

⇒自分の行いが、この食を頂くに価するものであるかどうか反省します。

三 心を防ぎ過(とが)を離るることは貪等(とんとう)を宗(しゅう)とす。

⇒心を正しく保ち、あやまった行いを避けるために、貧など三つの過ちを持たないことを誓います。

四 正に良薬を事とすることは形枯(ぎょうこ)を療(りょう)ぜんが為なり。

⇒食とは良薬なのであり、身体をやしない、正しい健康を得るために頂くのです。

五 成道(じょうどう)の為の故に今この食(じき)を受く。

⇒今この食事を頂くのは、己の道を成し遂げるためです。

感謝の心で「いただきます。」

 

 

冬の暮らしの見学会

そろそろ肌寒くなってきましたので、恒例のイベントが始まります。

冬の暮らしの見学会です。

現在、わいけいの家にお住まいになっているご家族から直接話が聞けるイベントです。

この寒さでも本当に暖かいのか?小さなストーブだけでも十分な室内の暖かさを体感していただけます。

そして天然無垢の快適さ、ランニングコストのパフォーマンスの良さなど、住んでいるご家族から

生の声を聞いていただければと思います。百聞は一見に如かずイベントです。

最近は毎週のようにホームページからのお問い合わせがあります。

雪国は寒くなると、暖かい家を求めて行動する方が増えます。

今月末からいろんなお宅で暮らしの見学会を開催します。

ご興味ありましたら、是非お問い合わせください。

マイホームは大きな買い物

マイホームは大きな買い物です。失敗するわけにはいきません。

だから信頼性があるようにみえるコマーシャルをバンバンしている

大手のメーカーや有名で知名度があるところに家を建ててもらいたいと

多くの方が思うわけです。実はそこが地獄一丁目の始まりです。

新築して7年目~8年目を過ぎたあたりから、メンテナンスと言って

ご自宅に訪問して、リフォームの話をしてきます。

点検の履歴義務がある長期優良住宅では、10年以内に保証が切れるから

リフォームをしましょうと必ずセールスが始まります。

詳しくは実際に建てて住んでいる方に聞いてみて下さい、間違いありませんから。

小さな工務店は、真面目で仕事熱心で技術力もあると思います。

しかし、小さな会社ゆえ、親戚と知人と近所の一部しか知らないので

普通の人たちは「そんな会社の名前は聞いたことがない」が一般的です。

だから知人が建てたとかの紹介がない限り、初めての家づくりは工務店で建てるということはありません。

住宅業界の問題がここにあるように感じます。

大手会社は資金があるので宣伝できますが、その分経費がかかり、工事費が高額になったり、リフォーム工事を

継続して受注する仕組みを作ります。その逆に小さな会社は、一棟一棟大切にしていますので、

いい仕事をする会社も多いですが、あまり宣伝しないので仕事がありません。

私たちも後者に属していますが、いい家ということをもっともっと多く広めていきたいと思います。

 

ご契約。

今月は3組の新築ご契約をいただきます。そして吉日良日に契約です。

家づくりを真剣に考えたお客さまに弊社を選んでいただきました。

わいけい住宅を選んで本当によかったと思ってもらえるように、

いい家を提供させていただきます。今回は土地探しからお手伝いさせていただきました。

風水鑑定も考慮してお客さまに最適な土地をご提案しました。

契約までは、いろいろなことはありましたが、目に見えないご縁を感じました。

新築工事が始まるのは秋です、そして完成は春になります。

来春にはご自宅に家族一緒に過ごせる素晴らしい家を心待ちにしてくださいね。

一棟入棟でスタッフ一同全力投球していきますので、よろしくお願いします。

 

完走期待しております。

今日は新潟シティマラソンが行われます。

私が参加するわけではありませんが、新潟市内近郊を囲むような

マラソンコースなので交通規制でなかなか不便な日でもあります(汗)

しかし、新潟マラソンの歴史も古く、年々参加者も増え

今年も1万人以上のランナーが越後路を走るそうです。

TVの特集もあったり、年々盛り上がっているイベントの一つです。

知人や関係者もたくさん参加しますので、時間が許す限り

沿道で応援したいと思います。皆、頑張れ~!!

私も数年前までは常連ランナーでしたが、今はもう走れません。

密にトレーニングとダイエットはしていますが、全然変化がないのが

寂しい限りです(涙)この機会にまたフィットネスクラブに通おうかな~

と思います。

 

電力買取り制度が白紙

巷の流行である太陽光などの再生エネルギーで発電された電力を東北電力などの電力会社

買取り制度が、今月から制限及び中断することが決定しました。

すでに太陽光発電設備を設置しているところや、これから建設工事が進むところなどは

計画通りに進まず、多大なる損害を被ることになります。

国の政策として、東日本大震災後に始まった「再生可能エネルギー固定価格買い取り制度」は

太陽光や風力、地熱などの再生可能エネルギーで発電した電力を一定の価格で買い取ることを

電力会社に義務づける制度で平成24年7月にスタートしました。買い取り価格は1年ごとに見直され、

今年度・平成26年度の太陽光発電の買い取り価格は1キロワットアワーあたり事業用で32円。

家庭用で37円となっています。こうした再生可能エネルギーを電力会社が買い取った費用は電気料金に

上乗せされ、電気の使用量が標準的な家庭の毎月の負担額は225円上乗せされています。

東北電力が買い取りを制限する理由としてあげているのは、太陽光発電などの買い取りの急増です。

年々増大する電気の買い取りを危惧して、発足して2年で、買い取り制度の終焉を迎えました。

私たちの予想をはるかに上回る「制度の崩壊」です。

国が進める政策だから、安心ということは決してありません。

自ら善悪を見極める正しい眼力が必要となる時代になることは間違いないようです。