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限りなく現場に近い 設計ブログ

パッシブハウス

2018年8月4日( 土)

先日岐阜に日本最高峰のパッシブハウスを見学しに行って来ました。

そのモデルハウスは岐阜の気候に合わせたしっかりとした断熱性能と開口部で躯体性能を確保してありました。

空調は夏場は小屋裏に設置した6帖用の壁掛けエアコンで1階まで全てをまかない、冬場はリビングに設置した薪ストーブで2階も小屋裏も温めています。

これは冷気は下に下がり暖気は上に上がる自然の原理を利用した空調方法で間取りと自然の力が融合したすごくエコな住宅です。

使用している電気量が少ないので電力会社との契約をしていませんでした。エアコンも照明も全ての電力を太陽光パネルと風車でまかなっています。

電気に極力頼らず、自然の力をうまく利用して快適に暮らす。

これはわいけい住宅の健康住宅にぴったり当てはまりました。

他にも技術的なお話しもたくさん聞けてとても勉強させてもらった一日でした。

 

Profile
設計・工務
田中 俊輔
(たなか しゅんすけ)
Message

昭和58年、新潟県阿賀野市(旧安田町)生まれです。
新潟の設計事務所勤務を経て、大きな建物より温かい気持ちの詰まった住宅に特化したいと思いわいけい住宅に入社しました。
学生時代東京都の設計事務所で勉強のために働いていた以外はずっと新潟と一緒に生きてきた生粋の新潟人です。
現在はわいけい住宅で建てた家に家族4人で暮らしています。
他県より気候に特徴がある新潟は雪や雨の苦労を熟知した家づくりが必要と思います。
新潟人特有の内向的な部分はありますが大切な事はしっかり伝え良いものを造っていきます。