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限りなく現場に近い 設計ブログ

建具の種類

2015年2月17日( 火)

木製の建具にもいろいろ種類があります。

 

・かまち戸

框(板材の骨組み)を組み合わせて間に薄い板材をはめ込んだ戸。

わいけい住宅は無垢材の建具が標準なのでこのデザインが一般的です。

・ガラス戸

木製(金属製)の枠に板ガラスをはめ込んだもの。ガラスの種類は、すりガラス、透明ガラス、型板ガラス、ステンドグラスのような加工ガラスなど。

気配の感じれるリビングや光をとりたい場合ガラス戸を使います。

・フラッシュ戸

木の枠の芯材の両面に合板を張ったもの。廉価で軽量のメリットがあります。仕上げは天然木化粧板、合成樹脂のものなどいろいろ。

これは合板を使い接着剤も使用するのでわいけい住宅では使用しません

 

・和風の内部建具

襖(ふすま)、障子、戸襖。

和風の建具は奥が深いです。この中にもいろいろな種類があります。

わいけい住宅でも提携建具屋さんにオーダー建具で作ってもらっています。

 

建具は単なる扉や間仕切りとしての役割だけでなく、部屋の雰囲気を決める大切なインテリアでもあります。

床や壁、カーテンを選ぶように建具も選ぶことで部屋のまとまりがグッとあがります。

インターネットでもいろいろな建具が出てくるので見てみてはいかがでしょうか

Profile
設計・工務
田中 俊輔
(たなか しゅんすけ)
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昭和58年、新潟県阿賀野市(旧安田町)生まれです。
新潟の設計事務所勤務を経て、大きな建物より温かい気持ちの詰まった住宅に特化したいと思いわいけい住宅に入社しました。
学生時代東京都の設計事務所で勉強のために働いていた以外はずっと新潟と一緒に生きてきた生粋の新潟人です。
現在はわいけい住宅で建てた家に家族4人で暮らしています。
他県より気候に特徴がある新潟は雪や雨の苦労を熟知した家づくりが必要と思います。
新潟人特有の内向的な部分はありますが大切な事はしっかり伝え良いものを造っていきます。