建築屋として数字が強いのは大切だと思います。
寸法の話、数量の話、お金の話。
でも感覚も大切だと思うんです。
今日現場でこんなことがありました。
大工「ここのアールいくつで作るんだ?」
私は数字では言い表せないのでボードに絵をかいてきました。
私が一番きれいに見えるだろうと思われる曲線を。
このアールは数字ではなく感覚です。
数字では表すのが難しいので感覚で書きました。
この数字と感覚の調和が難しいし私のまだまだ未熟な部分の一つだと最近思います。
スケッチを描いてカッコイイ絵ができたとします。
でも数字におこして図面を引いたり製作してもらったりすると、
自分が思っていたのとはイメージの違うものになっていたりします。
経験なのかもしれませんが、イメージが数字として表せるようになると
今とは違う世界が見えているんだろうな。
とりあえず、もがきながらやるしかないです。
昭和58年、新潟県阿賀野市(旧安田町)生まれです。
新潟の設計事務所勤務を経て、大きな建物より温かい気持ちの詰まった住宅に特化したいと思いわいけい住宅に入社しました。
学生時代東京都の設計事務所で勉強のために働いていた以外はずっと新潟と一緒に生きてきた生粋の新潟人です。
現在はわいけい住宅で建てた家に家族4人で暮らしています。
他県より気候に特徴がある新潟は雪や雨の苦労を熟知した家づくりが必要と思います。
新潟人特有の内向的な部分はありますが大切な事はしっかり伝え良いものを造っていきます。