ヌック。
あの毛むくじゃらの茶色いキャラクターではありません。
ヌックとは片隅、隠れた場所、心地よい隅という意味があります。
広々とした空間も快適ですが、狭い空間も人と人の距離を縮め、
静かに話をできる場として落ち着いた空間になります。
1人の場合も周囲を囲まれた狭い空間の方が自然とリラックスできるものです。
これは、動物が巣をあなぐらなど狭く外敵に襲われにくい場所に選ぶところに
通じるのかもしれません。
外国に目をむけると、
スコットランドには「イングルヌック」という暖炉を囲む小部屋があり、
米国ではキッチン脇に「ブレックファーストヌック」という
ダイニングとは別の囲まれた食卓があるようです。
日本では茶室などがそれにあたるでしょうか。
リビングの一角などにこの「ヌック」を作ったら
きっと落ち着く居場所が見つかりますよ
田中
昭和58年、新潟県阿賀野市(旧安田町)生まれです。
新潟の設計事務所勤務を経て、大きな建物より温かい気持ちの詰まった住宅に特化したいと思いわいけい住宅に入社しました。
学生時代東京都の設計事務所で勉強のために働いていた以外はずっと新潟と一緒に生きてきた生粋の新潟人です。
現在はわいけい住宅で建てた家に家族4人で暮らしています。
他県より気候に特徴がある新潟は雪や雨の苦労を熟知した家づくりが必要と思います。
新潟人特有の内向的な部分はありますが大切な事はしっかり伝え良いものを造っていきます。