先日、床柱を販売しているお店に訪問してきました。
お店といっても倉庫なのですが、中には床柱や和室の造作材などがズラッと並び
雰囲気としては骨董市に来ているような感じでした。
その中で床柱を見ていたわけですが、
床柱と一言で言っても樹種も大きさもさまざまです。
すると担当の方が
「これは【いちい】いう木で漢字で書くと【一位】となり、縁起がいいので最近人気なんです」
「これは【えんじゅ】で【槐】古くから魔除けの木として使われ、
【延寿】と置き換えたりと縁起のいい木なんです」
と樹種によっての意味や特性を説明をしてくれました。
それまでは見た目の好みで単純に判断していましたが
意味や言い伝えなどを聞くとまた違って見え、深みが出てきます。
説明を受けたのはほんの一部でしたが、
帰って調べるとほかにもいろいろあるようです。
自分も深みのある人間になっていきたいなぁ
田中
昭和58年、新潟県阿賀野市(旧安田町)生まれです。
新潟の設計事務所勤務を経て、大きな建物より温かい気持ちの詰まった住宅に特化したいと思いわいけい住宅に入社しました。
学生時代東京都の設計事務所で勉強のために働いていた以外はずっと新潟と一緒に生きてきた生粋の新潟人です。
現在はわいけい住宅で建てた家に家族4人で暮らしています。
他県より気候に特徴がある新潟は雪や雨の苦労を熟知した家づくりが必要と思います。
新潟人特有の内向的な部分はありますが大切な事はしっかり伝え良いものを造っていきます。