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限りなく現場に近い 設計ブログ

窓を考える

2013年7月30日( 火)

トリプル断熱は3層の断熱+調湿もしてくれるので断熱性能はすごいです。

なので窓はできるだけ小さくして壁面積の割合が大きければ大きいほど
家の断熱性能は高くなります。
しかし、サッシの性能も最近はかなり高くなっています。
熱の伝わり方には3種類あります。
伝導・・・物質を伝わって熱が伝わること
対流・・・空気が移動することで熱が伝わること
輻射・・・中間に物質を必要とせず熱が伝わること
サッシの場合この伝導と輻射が大切になってきます。
まず、サッシの材質を通り熱が伝わる伝導熱は
アルミよりも熱伝導率が低い樹脂に代わっています。
次に輻射熱はガラスに中空層を設け遮熱フィルムを張ることで
大幅に抑えられています。
昔のサッシに比べると今のサッシは数倍の断熱性能になってきているようです。
しかしまだまだトリプル断熱の断熱性能には遠く及ばないので早くトリプル断熱並みの
断熱サッシなんかも出てほしいですよね。
窓を考える会社さんお願いしますよ
田中
Profile
設計・工務
田中 俊輔
(たなか しゅんすけ)
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昭和58年、新潟県阿賀野市(旧安田町)生まれです。
新潟の設計事務所勤務を経て、大きな建物より温かい気持ちの詰まった住宅に特化したいと思いわいけい住宅に入社しました。
学生時代東京都の設計事務所で勉強のために働いていた以外はずっと新潟と一緒に生きてきた生粋の新潟人です。
現在はわいけい住宅で建てた家に家族4人で暮らしています。
他県より気候に特徴がある新潟は雪や雨の苦労を熟知した家づくりが必要と思います。
新潟人特有の内向的な部分はありますが大切な事はしっかり伝え良いものを造っていきます。