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中山修のブログ

家の寿命について

2021年10月2日( 土)

家に求める「もの」で重要なのが「信頼性」です。

 

平均的な先進5か国(G5)の住宅寿命ですが、日本が極端に短くなっています。

 

これは、「安く・早く」の建売量産工法やプレハブ工法が一因と言われています。

 

「信頼性」を考える上で重要な指標がMTTF(平均故障時間)とMTBF(平均故障間隔)です。

 

MTTF:稼働を開始してから故障するまでの平均稼働時間のことです。「MTTF/10年」とは「平均10年の稼働時間で故障する」という意味になります。

 

故障した際、修理できず破棄・交換される部品などで使用されます。

 

MTBF:稼働を開始(あるいは修理後に再開)してから次に故障するまでの平均稼働時間のことです。「MTBF/10年」とは「10年の稼働時間の間に平均1回故障する」という意味になります。

 

修理をして使用を続ける機器に使用されます。

 

「家」は修理や、補修をしながら使用を続ける「もの」で構成されています。これから暮らす家に求められるのは、MTBFの長い家ではないでしょうか。

 

どんなに性能が良い電気機器も製品寿命は10年と言われています。

 

器機に使用されている電解コンデンサは、通電をしてなくても時間とともに劣化していきます。

 

どんな材料を使い、どんな工法で建てられている「家」なのか。。。が長寿命の要因となってくるのは間違いありません。

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中山 修
(なかやま おさむ)
代表取締役 中山 修
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千癒の家(株)わいけい住宅代表の中山です。 家は人生で一番長く家族といる空間です。
ご家庭の暮らしがあり、そして上質でより豊かな『暮らしを楽しむ』家には本物の住宅環境がなくてはなりません。個性ある暮らし方にマッチした健康快適環境設計をすることでご家族皆様が『暮らしを楽しみ実用的な快適な』家が実現するのです。プロの設計と匠の技で、手間ひまを惜しまずお客さまにお届けします。

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