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笑顔が増える整理収納のおはなし

デッドスペース、ない方がいい?

2021年8月18日( 水)

お盆期間、いかがお過ごしでしたでしょうか。

私は収納用品を買いに近所の100均とニトリへ。

とても混雑してました!

自粛でおうち時間が長くなったので、もっと快適なおうちにしたい人が増え

収納関連の混雑は連休恒例の風景となったなぁ・・・なんて思います。

 

 

 

 

さてさて、おうちを快適にするためにレイアウトを変えることもあると思いますが

その時に問題になりがちな『デッドスペース』。

空いてしまうと、すごくもったいない!

収納グッズも『デッドスペースを活用!』と謳うものがたくさんありますよね。

 

 

ここで立ち止まりたい・・・『デッドスペース』ってなんだ??

 

 

 

辞書などの定義では『有効に使えない無駄な空間・場所』とあります。

無駄と聞くと、すごくもったいないので

活用した方が良さそうなのですが

私は、デッドスペースを実は【そのまま空けておく】のも好きだったりします。

 

 

 

デッドスペースを

【余白と余力】と考えてみる。

時と場合によりモノを置いたり、置かなかったり。

どちらでもいい自由な空間と考え、あえて決まった家具は置かない。

 

 

 

何も置かなければ【余白のあるおうち】

何かを置ければ【余力のあるおうち】

 

 

余白があれば、圧迫感はなくなり、気持ちも頭の中もスッキリしてきます。

余力があれば、一時的にモノが増えたときに対応できます。

こう考えてみるとデッドスペースも悪くないな、と思えてくるのです。

 

 

整理収納を学ぶ前、モノだらけだった私ですが

今はゆるミニマルな暮らしをしています。

こんな変化を遂げて思うことは

『今必要なモノは、意外と少ない』。

1日24時間。

寝ている時間もあるので

モノと付き合える時間は結構少ないです。

【デッドスペースを埋めてまでそこに収納しなければならないモノがあるのか?】

そう考えた時、私はほぼありませんでした。

お客様のおうちでも、デッドスペースを埋める収納を考えるより

【モノの整理をし直す】ことの方が多いです。

 

 

 

デッドスペース、もったいないから収納グッズで埋めるか?

デッドスペース、余白と余力と捉えてみるか?

 

 

 

みなさんのお役に立ち、健康にもつながるような整理収納のお話を

これからもお伝えできたらいいなと思っています。

いつもありがとうございます。

Profile
収納アドバイザー
横山 恵美
(よこやま えみ)
Message

住環境は思考、行動の基盤となり、健やかに暮らすための重要な鍵だと思っております。住宅が建てて終わりでなく、掃除や点検が必要なように、整理収納も【一度整えて終わり】ではなく、ライフステージが変わり、価値観が変われば、合う収納も変わっていきます。【生きている限り付き合うもの】です。家事をラクにして、自由な時間を増やす。家族一人一人が自分のことは自分でできるようになる。そんな環境を整えることで自分と家族の笑顔が増え、心身ともに健やかに過ごせるのではないかと思っています。住んでいる実感と、整理収納からみなさまのおうちづくりをサポートします。