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中山修のブログ

ノンベニア工法=全て無垢材

2020年10月3日( 土)

弊社が無垢材で標準仕様にしている木材は「スギ、ヒノキ、パイン」です。

 

外部にレッドシーダーや収納にキリや床材に別な無垢材を使用したりしますが、

 

概ね無垢材は3種類です。

 

スギは、とても使いやすく、構造体から下地、外部の下見板にも用います。床は杉浮造り加工して傷が付きやすいデメリットをカバーします。

 

ヒノキは、防虫防蟻対策で全ての土台に用います。それだけでなく、ホウ酸処理を施しますので、安心安全な防虫防蟻工法としています。

 

パイン(マツ)も構造体から床、壁の仕上げに多用います。ちなみに弊社は下地等に合板ベニアは一枚も用いない、ノンベニア工法になっています。

 

スギ

成長が早く森林サイクルを続けやすいことから、戦後に農林水産省が植林事業としてスギが採用され、現在では日本を代表する木材の一つになっています。軽くて柔らかいので、加工がしやすく床材だけでなく内装建具にも使用されます。

肌触りがよく赤ちゃんがいる家庭でも安心して使えますが、その一方でキズがつきやすく独特の香りがあるため、そうした特性が気になる場合は、フローリングなど広い面積に使用するのは控えたほうがよいかもしれません。

ヒノキ

高級木材として日本では古くから知られ、その独特の香りは癒し効果があるため、ヒノキ風呂を楽しむ人も多くいます。また強度や耐久性に優れ、湿気やシロアリにも強いことから住宅の構造材として採用されることもあります。

フローリングに使用すると、部屋全体がヒノキの香りに包まれます。合板のように表面が剥がれてくることもなく丈夫で、経年による色合いの変化も楽しむことができます。また熱伝導率が低く断熱効果もあるなど価格はやや高めでも多くのメリットがあります。

パイン(マツ)

マツ科の木からとれる建材のことをパイン材と言います。明るい色と個性的な木目模様が特徴的で、ナチュラルな雰囲気を楽しむには最適です。香りもよく無垢材の中でも安価なので、広い面積をとるフローリングによく使用されます。

柔らかく加工がしやすい点では、スギと似ていてキズがつきやすいのも同じです。また最も注意しなければならないのが、シロアリ対策です。シロアリ被害を受けやすいので、湿気が多い場所に使用しないなど予防策を立てておく必要があります。

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中山 修
(なかやま おさむ)
代表取締役 中山 修
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千癒の家(株)わいけい住宅代表の中山です。 家は人生で一番長く家族といる空間です。
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