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限りなく現場に近い 設計ブログ

高気密、高断熱

2019年12月4日( 水)

高気密高断熱の家と言う言葉良く聞くと思います。

なんとなくイメージはついている方がほとんどだと思いますがもう一度書いていこうと思います。

高気密な家とは、家にできてしまう隙間を極力無くした家の事です。例えるならモコモコであったかいダウンを着ていてもチャック全開ではあったかさは半減してしまうのと同じです。

高断熱な家とは、そのまま断熱性能が良い家ということです。ただここでの間違いは何もしなくても夏涼しく冬温かい家ではないということ。例えるなら魔法瓶やクーラーボックスのようなもので冷たいものは冷たく保ち温かいものは温かく保つ性能が高いと言うことです。

高気密高断熱な家は高断熱で保冷保温力を高め、高気密で隙間から逃げる熱、入ってくる熱を無くした住宅ということになります。

高気密高断熱の家はその性質からの特徴がもう一つあります。

それは空気の問題です。隙間がなく、熱も逃げにくい為に意図的に空気の入れ替えをしてあげないと空気が循環しにくくなってしまいます。換気はしっかりとして二酸化炭素や湿度をコントロールしてあげることが大切です。

これからの住宅の常識を理解して快適な生活を送りませんか?

Profile
設計・工務
田中 俊輔
(たなか しゅんすけ)
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昭和58年、新潟県阿賀野市(旧安田町)生まれです。
新潟の設計事務所勤務を経て、大きな建物より温かい気持ちの詰まった住宅に特化したいと思いわいけい住宅に入社しました。
学生時代東京都の設計事務所で勉強のために働いていた以外はずっと新潟と一緒に生きてきた生粋の新潟人です。
現在はわいけい住宅で建てた家に家族4人で暮らしています。
他県より気候に特徴がある新潟は雪や雨の苦労を熟知した家づくりが必要と思います。
新潟人特有の内向的な部分はありますが大切な事はしっかり伝え良いものを造っていきます。