太陽光発電Q&A

- そもそも雪国の冬場は雪が多いけど、新潟の地域に太陽光ソーラーパネルは有効なの?放置しても大丈夫?
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問題ありません。
次項目以降をご覧ください。 - 太陽光パネル設置のメリット・デメリットは?
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メリット:太陽光パネルを屋根の上に設置することで断熱効果となり、夏は涼しく冬は暖かく過ごせます。屋根の野地表面温度差は最大で10℃も違うと言われてます。
デメリット:屋根に設置するものなので景観に影響はあります。発電効率を考え設置方位に左右されるものなので住宅設計に影響はあります。
- 一般家庭の場合、何KWの太陽光システムを設置すれば良いのでしょう?
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電気使用量にもよりますが4~6KWシステム位をお勧め致します。一般的な家庭の年間平均電気使用量は4,000kwh~6,000kwhと言われております。よってそれに見合った分の発電システムの設置が理想となります。例えば・・・年間平均電気使用量が4,500kwhの家庭の場合、A1の試算より4.5~5KW設置となります。※但し発電した電気は全て自家消費する事は難しいので将来的には蓄電池と併用する事をお奨めします。電気使用量は家族構成、電気契約内容によって変ります。
- 発電におけるkw(キロワット)とkwh(キロワットアワー)はどう違うのですか?
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「kw」とは瞬時の「発電電力」を示しています。
「kwh」とは発電電力の積算量を示し「発電電力量」を示しています。例えば・・・2kwの発電を5時間続くとその「発電電力量」は2kw x 5時間(h)=10kwhとなります。 - 太陽光パネルを設置できる屋根の方位は?
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屋根の傾斜方位によって年間の日射量が異なるので発電量もにも差は出ます。先ず、日射量の少ない北面への設置はお勧めはしていません。※北面への設置は近隣への反射光のリスクが高くなる為、さらにお勧めはしていません。南面を100%とした場合、東、西面はそれぞれ85%程となります(同じ傾斜角の場合)
- 屋根勾配によって発電量はどの程度違うのでしょうか?
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新潟エリアにおいては3寸勾配程度がベストと言われております。
しかし最適傾斜に対して5~15%程度の勾配差があっても方位角が真南であれば年間発電量は1~3%程度しか変りません。方位角が東面や西面の場合、屋根勾配は緩い方が直達日照時間が長くなる為、年間発電量は多くなる傾向になります。よって屋根勾配より方位を重要視したほうが良いです。 - ソーラーパネルの清掃はしなくていいのですか?
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パネルのガラス表面に付いたホコリ等の汚れは雨によって自然に流されます。長期間雨が降らずにホコリが付いた状態になると発電量が3~5%ダウンすることもありますが、雨風で洗い洗い流されるとほぼ回復するので掃除の必要はほとんどありません。
- 塩害は大丈夫ですか?
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潮風の影響を受けるような場所でも標準品で対応可能です。(直接海水等が飛散するような場所はNGです)
設置可能か否かの判断につきましては必ずご相談下さい。 - 雪が積もっても大丈夫ですか?
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太陽光パネルの上に雪が積もり光を拾わなくなると発電はしません。落雪しやすい傾斜角度を推奨しますが、敷地が狭く落雪により近隣に迷惑をかける可能性がある場合は雪止めをする必要がございます。パネル上に1m以上の雪が積もってしまうと破損にもつながるので設計する上で十分に注意をして下さい。※設置可能か否かはメーカーによって異なりますのでご相談下さい。
- 保証はどうなっていますか?
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メーカーによって保証項目は異なります。因みに長州産業では3つの保証に対応しており標準保証(無償)では機器15年・出力25年・施工10年の保証期間を設けています。詳しくはメーカーパンフレット、保証書をご確認下さい。
- メンテナンスは必要ですか?
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証期間中の修理もしくは同等品交換についてはメーカー無償対応となります。定期的なメンテナンスは必要ございません。
但し、維持管理についてはお客様の自己管理となる為、任意による有償点検を推奨しております。5年毎くらいを目安に点検をお奨めします。(有償費用2万円~)
※費用についてはR3年12月 現在のものとします。 - 商品の設計寿命はどれくらいですか?
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太陽光パネルの期待寿命は20年と言われています。
因みに30年以上の発電実績もあるメーカーもございます。パワーコンディショナの設計寿命は15年、その他機器・架台・配線等の設計寿命は20年です。 - 将来パワーコンディショナを交換するとしたら費用はどれくらい必要になりますか?
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パワーコンディショナ容量(定格出力)にもよりますが、概ね20万円~25万円程になります。
普及に伴い10年後には機器類の価格も多少は下がるものと思われます。
※費用についてはR3年12月 現在のものとします。 - ソーラー発電システムから発生する電磁波はどれくらいありますか?
また影響はありますか?音は出ますか? -
主にパワーコンディショナのインバータ部分より発生する電磁ノイズが電磁波として発生しています。パワーコンデイショナは第三者認証機関(JET:財団法人 電気安全環境研究所)の認証試験において「電波障害試験」に合格した適合品です。発生レベルは一般家庭製品と同等レベルになっています。環境への影響はリスクが無いとは言い切れませんが電磁波の程度としては一般生活する上で周囲にあるような様々なリスクと比較しても特に注意を払うべき大きさのリスクでは無いと判断しています。発電中にパワーコンディショナからわずかな音が出ますが、一般的には気にならない程度の音です。
- 停電時に電気を使うことは出来ますか?
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家庭の電気が停電した場合、パワーコンディショナの「自立運転機能」を利用できます。太陽光発電中は付属のコンセント(模式図)より発電量に応じて最大1500w(100v)の電気を使う事が出来ます。例) テレビ(約100w) 冷蔵庫(約150~600w) 携帯電話の充電(約5w)※電気を貯めておく機能は無い為、日中発電中のみ利用可となり 夜は利用出来ません・・・。 電気を貯めておくには蓄電池が必要になります。
- 売電した電力代金はどのように受け取るのでしょうか?また、売電単価は10年後どうなるのでしょうか?
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買った電気代は今まで通り電力会社に支払い、売った電気代は別途銀行振込みで入金されます。
10年間の固定価格買取制度満了後の売電単価は9円/Kwhで買取されます。※東北電力ネットワーク R3.12月現在 - 瓦屋根にはどうやって設置しますか?
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