透湿住宅である千癒の家は、気密現場検査は工事中に必ず行います。
隙間相当面積であるC値は0.5以下として厳密な社内ルールをお客様と約束しています。
C値は0.5以下は優れた性能ではありますが、だから住みやすいかどうか?は別な話です。
断熱材の厚みや外皮性能は、ひとまず置いておいて、気密のことで説明させてください。
日本の住宅政策では、魔法瓶のように気密性が高い住宅ほど優れているという指導がスタンダートになりつつあります。
気密性C値を高めるためにビニールシートを貼って、貼り合わせの隙間をビニールテープで密閉する住宅が一般的であります。
しかし、私たちが使う自然素材・天然素材の持つ調湿効果を殺してしまう行為でもあります。
魔法瓶のような住宅ばかりを推奨するのは、内部結露を防ぐことしか頭になく、密閉による過乾燥のことを忘れています。
いつまで、24時間換気、加湿器、空気清浄機に依存し続けるのだろう?と考えています。
透湿住宅である深呼吸する家は、自然の力を利用し、空気は常に自然に浄化され、心地よさが違い、体感でもわかることでしょう。
魔法瓶やビニール袋の中のような生活することに疑問を抱かないのだろうか?
アレルギーや化学物質過敏症の方は、生理的に受け入れられないのでは?
自然の力を生かすこと住宅が、健康と環境、そして快適さの基本であるということを常に念頭に置き、家づくりを行っています。