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限りなく現場に近い 設計ブログ

先人の知恵

2017年12月14日( 木)

昔の家には空調設備なんてものはなく

自然の力を最大限に利用して快適に暮らしていたんです。

いわば自然の空調設備を家自体に作り出して生活していました。

現代でも空調設備は発達していますが

できればあまり電気もお金もかけずに自然の力で暮らしたいものです。

ではどうやって日差しをコントロールするのか?

いくつか方法はありますが一番簡単に今から始められる方法には

すだれやよしずがあります。

窓にぶら下げたり立てかけたりするだけで夏の暑い日差しを和らげ

木陰のような柔らかい日差しを室内に落としてくれます。

ホームセンターでも数百円から販売していて

取り付けるだけで何千円もの冷房代を削減してくれるのでやらない手はないです。

これから建築を検討されている方は南側の庇や外付けシェードも効果的です。

庇は太陽高度の関係で夏の高い日差しを遮り

冬の低い日差しは室内に取り込んでくれます。

最近はガラスの種類によっても快適性が変ってきます。

詳しくは田中までお問い合わせ頂ければと思います

Profile
設計・工務
田中 俊輔
(たなか しゅんすけ)
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昭和58年、新潟県阿賀野市(旧安田町)生まれです。
新潟の設計事務所勤務を経て、大きな建物より温かい気持ちの詰まった住宅に特化したいと思いわいけい住宅に入社しました。
学生時代東京都の設計事務所で勉強のために働いていた以外はずっと新潟と一緒に生きてきた生粋の新潟人です。
現在はわいけい住宅で建てた家に家族4人で暮らしています。
他県より気候に特徴がある新潟は雪や雨の苦労を熟知した家づくりが必要と思います。
新潟人特有の内向的な部分はありますが大切な事はしっかり伝え良いものを造っていきます。