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中山修のブログ

自己資金と住宅ローンの割合って?

2015年11月15日( 日)

弊社は土地建物を購入するお客さまに対して必ずライフプランを行わさせていただきます。

30年以上もローンを払い続けなくてはならない、人生で一番の高価の買い物である土地と建物。

しっかりとした人生計画と返済計画を立てなくてはいけません。

金融機関が貸す金額と無理のない返済ができることは違います。

また近年は住宅ローン減税といった支払った税金が戻る控除額が10年で400万円近くにもなります。

そのことを考慮しながら、プロのFPと相談しながら、自己資金を使う額と住宅ローンを借りる額

の最も有利な金額を決定します。


先月の事例です。ケース①ex.3200万円の借り入れ

夫婦で1600万円ずつ借ります。1600万円の借り入れは少しずつ減っていきます
1年経って残債が1500万円だとすると1%の15万円の減税の枠があります
しかし実際払っている税金が年間で15万円ないと全てを戻す権利はありません
源泉徴収を見ると78400円所得税を払っています。所得税78400円は戻ってきます
150000円-78400円の71600円は住民税として減税されます。
奥様はどうかというと、同じように1600万円借りて1年後に残債が1500万円
1%の15万円の枠があります
例えば平成26年の年収だと所得税35300円を払っていますので38400円は戻ってきます
住民税は所得税と同額しか戻せませんので住民税38400円戻ります
奥様は15万円の枠をすべて使えません
しかし今後の働き方を考えると15万円の枠すべて戻せるくらいの予定と聞いています
やはり夫婦で半分ずつのローンを組むのが正解のようです
また、次の年の残債は1400万円ずつになれば14万円ずつの権利がある
また次の年は1300万円ずつというようにだんだん枠が減っていきますので減税される金額は毎年減っていきます
最後に借り入れと頭金の関係ですが
多く借りると減税はで戻せる金額は多くなりますが払う利息が増えます
お二人ですと3200万から3000万円の借り入れが最も妥当かと思います

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代表取締役
中山 修
(なかやま おさむ)
代表取締役 中山 修
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千癒の家(株)わいけい住宅代表の中山です。 家は人生で一番長く家族といる空間です。
ご家庭の暮らしがあり、そして上質でより豊かな『暮らしを楽しむ』家には本物の住宅環境がなくてはなりません。個性ある暮らし方にマッチした健康快適環境設計をすることでご家族皆様が『暮らしを楽しみ実用的な快適な』家が実現するのです。プロの設計と匠の技で、手間ひまを惜しまずお客さまにお届けします。

新潟で健康住宅No,1になるために、日々勉強しお客様に還元できるように努力しています。