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中山修のブログ

ガラスの断熱材

2015年11月13日( 金)

築年数が経った古い家で暖かい家を見たことも聞いたこともありません。

その寒さの理由は間違いなく断熱材だと思います。

日本住宅のシェア80%以上はグラスウールの断熱材と言われています。

このグラスウール断熱材は、読んで字のごとく、ガラスを主成分として作られている断熱材です。

割れた窓ガラスや車のガラスなどをリサイクルして使っていますので、

エコっぽい感じもしますが、根本的にガラスを断熱材という発想がいけません。

それは、日本は高温多湿の湿気大国です。

ガラスはご存じの通り、調湿効果がありません。

思い出してください、冬の結露した窓ガラスを・・・ガラスは湿気を吸いません。

その湿気の影響でベチョベチョになった断熱材の性能は無くなり、

15年ほどで断熱がゼロに近くなると断熱材の製造メーカーから聞きました。

家の室内は皆さまが思っている以上に水蒸気はあります。

そして、その湿気が家の寿命の長短に関係してくることは間違いありません。

今一度、家をつくる時の断熱材を考えてみましょう!

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代表取締役
中山 修
(なかやま おさむ)
代表取締役 中山 修
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千癒の家(株)わいけい住宅代表の中山です。 家は人生で一番長く家族といる空間です。
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