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中山修のブログ

長期優良住宅の甘い罠

2015年7月25日( 土)

長期優良住宅って聞いたことありますよね。

金利も優遇され、国が薦めているので、いい住宅のようにイメージしますが、

デメリットを確認したいと思います。

長期優良住宅の認定を受ける時、維持計画保全案という書類を作成しなくてはいけません。

その書類作成でも数十万円の経費はかかります。

そして、この計画保全の点検、補修は所轄行政庁の管理下にあり、

その実行は強制です。長期優良住宅になるとしなくはいけないことが出来てきます。

①5年毎にシロアリ駆除剤塗布

②7年毎に雨樋全取り替え

③15年毎に外壁全面補修

④20年毎に床組、屋根、軒裏、屋外開口部、給排水管を全て取り替え

雨樋を7年で全部交換、外壁を15年で全面補修、

床組、屋根、軒裏、屋外開口部、給排水管を全て取り替え・・・・

普通の工事していたら取換えなくていいことですが、長期優良住宅には

必須な工事になっています。何が長期優良住宅ですか!知ってました?

この補修工事を実行しなかった場合、罰金30万円もあります。

全然ユーザー目線でないことは、ご理解いただいたと思います。

長期優良住宅をご希望は購入された方が、表面的な甘い税制優遇や金利優遇など

だけでなく、デメリットを理解、納得した上での契約してもらいたいと思います。

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代表取締役
中山 修
(なかやま おさむ)
代表取締役 中山 修
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千癒の家(株)わいけい住宅代表の中山です。 家は人生で一番長く家族といる空間です。
ご家庭の暮らしがあり、そして上質でより豊かな『暮らしを楽しむ』家には本物の住宅環境がなくてはなりません。個性ある暮らし方にマッチした健康快適環境設計をすることでご家族皆様が『暮らしを楽しみ実用的な快適な』家が実現するのです。プロの設計と匠の技で、手間ひまを惜しまずお客さまにお届けします。

新潟で健康住宅No,1になるために、日々勉強しお客様に還元できるように努力しています。