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中山修のブログ

賛同医師紹介

2015年3月13日( 金)

西追潤先生・産婦人科医

西追先生の素晴らしいコメントを掲載させていただきます。

⇒妊娠・出産は自然に経過することが一番です。

当院では、できるだけ余分な医療介入をしない分娩を理想としています。

僕らは、その中でほんの少しお手伝いをするだけだと思っています。

その反対で、近頃では、病院側のベッドの都合で出産を早めるための薬を使うところが増えているようです。

また、妊婦さん本人が、「つらいのは嫌だ」「早く楽になりたい」と、自分大事さに無痛分娩を希望される方もい

らっしゃいます。でも、その言葉に「赤ちゃんのつらさ」は含まれているのだろうか? と思うこともあります。

残念ながら、そうした「自分さえよければ」という人が増えてきているのは事実で、促進剤を使う確率や帝王切開の

確率もどんどん上がってきています。もちろん必要で使う場合はありますが、それは最後の手段。いかに「そのと

き」を見極めるか。医療ではなく、都合で行っていないかというところが大事なのです。

最終的に重要なのは、「赤ちゃんを産むこと」ではなく、「母子ともに健康で暮らすこと」。

当たり前の話ですが、妊娠中だけでなく、普段から正しい食生活を取り入れ、適度に体を動かしている女性は、

お産も比較的スムーズですし、産後の状態もいい。それはお腹の赤ちゃんにとっても望ましいことではないで

しょうか。うちにきてくださった方たちには、「自分が努力しないと、元気な赤ちゃんは産めないよ」とお話

しています。特に体を動かすことは重要で、今の世の中は何でも便利になっていますが、

たとえば、掃除・洗濯といった家事にしても、掃除機任せ、洗濯機任せで昔の女性のように体を動かすことってあり

ませんよね。また、ちょっとした距離でも車を使ったり、階段よりエスカレーターやエレベーターを選ぶなど、

歩く量も極端に減っています。しかし、自然からかけ離れるほど、先ほど言った薬や機械に頼らないと自然に分娩し

にくい体になってしまうのです。母親や祖母など、年長者に相談すると、「妊婦は安静にしていなければいけない」

と言われますが、それは、30~50年前のこと。無理は禁物と思い込んで、家の中でゴロゴロしているだけでは、ます

ます。「産む力」が弱くなってしまいます。自然で安心なお産をするためのそういった心構えを妊娠期間中に覚えて

もらうことが、僕らの最も大切な仕事。お母さんになる準備はもとより、10カ月という長い期間が、一人の女性とし

ても成長する期間であってほしいと願っています。

 

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代表取締役
中山 修
(なかやま おさむ)
代表取締役 中山 修
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千癒の家(株)わいけい住宅代表の中山です。 家は人生で一番長く家族といる空間です。
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