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中山修のブログ

面格子の防犯性能

2014年9月11日( 木)

日本防犯住宅協会からのメルマガを転用させていただきます。


防犯相談をしていて、誤解が多いものの一つが面格子の防犯性能です。

換気をしながら防犯できるように、窓に面格子を付けている家は多いですが、

面格子があれば、泥棒は入れないと思っていませんか?

実は、一般的な面格子は、泥棒の侵入を止めるために役立ちません。

私が行うセミナーでは、マイナスドライバーで面格子の格子を壊す体

験をしてもらいますが、初めての人でも10秒で格子を外せ、驚かれます。

実際の泥棒は、バール等で破壊しますのでもっと簡単に侵入してきます。

築15年位のまでの住宅の面格子には、室内側に注意書きがあります。

「防犯の為、夜間、就寝時、外出時には、窓の施錠を必ず行ってください」と。

これって、面格子だけでは、防犯の役に立たないという意味ですよね?

では、その面格子の窓の防犯対策をお知らせします。

●お金を掛けないでできる事
面格子の窓は、昼間在宅の時以外は、鍵を閉め、面格子と窓の両方を破壊しない
と侵入できないようにする。

●お金を掛けて対策する場合、
①窓に補助錠を取り付け、侵入しようとしても手間がかかるようにする。

②泥棒が見ただけで諦めるようなスチール製、ステンレス製、アル
ミ製の強固な面格子に取り替え、破壊に時間がかかるようにする。

③窓ガラスに、防犯フィルムを貼るか、または防犯ガラスに交換して、
ガラスを破壊しにくくする。

面格子の窓は、硝子は型ガラスという外から見えない模様になっており、
一枚ガラスの場合は、室内側がでこぼこでになっています。
このような場合は、ガラスアラームが付けられません。

面格子が付いていたら、室内側に注意書きがないか、チェックしてみてください。

面格子の被害と対策は(カチッ↓)
http://www.sumai-anzen.net/chokobousiryou/128gou1.html


防犯はこれから、重要な要素の一つだと思います。

今後も定期的にお知らせしますね。

 

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中山 修
(なかやま おさむ)
代表取締役 中山 修
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千癒の家(株)わいけい住宅代表の中山です。 家は人生で一番長く家族といる空間です。
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新潟で健康住宅No,1になるために、日々勉強しお客様に還元できるように努力しています。