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中山修のブログ

知って害をなす業界

2014年9月8日( 月)

悪いものとわかっていながら、粗悪品をお客さんに売る。

これ日本の住宅業界の慣例です。

住宅業界に働いている人は、新築を建てたり、数百万円もかけてキレイなリフォームを

しても10年も経たないうちに、また直さなくてはならないことを知っています。

知らされていないのは、お金を払っているお客さんの方です。悲しき現実です。

近頃は新建材の質も下がってきています、リフォームありきで作られている悪意さえも

感じる商品もあります。本当にこれを売っているの?とあきれるものもあります。

最近もアパートオーナーなどの賃貸物件をもっている大家さんに聞きましたが、

「人に貸す部屋なんか、なんだっていい、ただ収益さえ取れていれば、それでいいです。

私の自宅はなにって? 純和風の家に住んでいます。」

この言葉に全てが集約させています。

ローコスト住宅を売っている社長の自宅もデザイナー住宅や自然素材の家というのも事実です。

自分の家だと、自分の売っている商品ではなく、厳選したいいものを選ぶのです。

しかし住宅営業マンはノルマのために自宅はその会社の住宅で建てます。

そして、ノルマのために、親戚、知人、そして見学会や展示場に来た人に奨めます。

これも日本の住宅業界の縮図です。

本物が当たり前の業界に少しでもなってもらいたいと切に願っています。

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代表取締役
中山 修
(なかやま おさむ)
代表取締役 中山 修
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千癒の家(株)わいけい住宅代表の中山です。 家は人生で一番長く家族といる空間です。
ご家庭の暮らしがあり、そして上質でより豊かな『暮らしを楽しむ』家には本物の住宅環境がなくてはなりません。個性ある暮らし方にマッチした健康快適環境設計をすることでご家族皆様が『暮らしを楽しみ実用的な快適な』家が実現するのです。プロの設計と匠の技で、手間ひまを惜しまずお客さまにお届けします。

新潟で健康住宅No,1になるために、日々勉強しお客様に還元できるように努力しています。