現在の日本での中古住宅の流通はアメリカやヨーロッパに比べると1/6以下ほどの低い水準です。
そう考えると日本は中古住宅より新築が多く、欧米諸国は家に永く暮らして、
中古住宅を大切にするという住宅に対する意識の違いが鮮明にわかります。
そして今後、日本も欧米諸国を見習って中古住宅の流通が充実させるべき
「長期優良中古住宅制度」などが始まります。しかしどうでしょう。
日本の住宅と欧米諸国の家づくりは根本が大きく違います。
日本の住宅は産業です。欧米諸国の家づくりは伝統文化です。
産業となると雇用を生み、お金を回さないといけません、
日本住宅業界の産業規模は業界規模7兆6,839億円、労働者数50,313人
その協力業者から小さい下職まで入れると30万人とも50万人とも言われています。
これだけ住宅業界で生計を立てている人が多いことがわかると思います。
ですので、新築しても数年でリフォームするような材料で家を作らないと
日本住宅業界は成り立っていかないことがわかります。
これから日本は人口減で新築は必ず減っていきます、その減った仕事量を補うために
中古住宅リフォーム産業としてのルール作りが始まるように感じています。
近々、中古住宅リフォームに手厚い補助金が配分されます。
このやり方は太陽光ソーラー事業が国の政策として後押しする時と類似しています。
本質は見抜き、ブームに踊らされないように本物を見る目を養っていただければと思います。
千癒の家(株)わいけい住宅代表の中山です。 家は人生で一番長く家族といる空間です。
ご家庭の暮らしがあり、そして上質でより豊かな『暮らしを楽しむ』家には本物の住宅環境がなくてはなりません。個性ある暮らし方にマッチした健康快適環境設計をすることでご家族皆様が『暮らしを楽しみ実用的な快適な』家が実現するのです。プロの設計と匠の技で、手間ひまを惜しまずお客さまにお届けします。
新潟で健康住宅No,1になるために、日々勉強しお客様に還元できるように努力しています。