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中山修のブログ

食時法(じきじほう)

2012年12月15日( 土)

私は月に一度必ず、近くのお寺様に行って夕食をいただいてます。

そして和尚さまよりご説法を聞きます。

30歳になる前からですので、10年以上は続けています。

お経の時間を合わせると1時間近く、正座をしますので、

足はいつもしびれますが、心が洗われる大切な時間です。

現代の日本人が忘れている、大切な心や考え方を教えてくれます。

そして、禅宗のお寺なので、お食事の前に「ごかんのげ」を唱和します。

 

 一 功の多少を計り彼(か)の来処(らいしょ)を量(はか)る。

⇒この食事がどうしてできたかを考え、食事が調うまでの多くの人々の働きに

感謝をいたします。

二 己が徳行(とくぎょう)の全欠を[と]忖(はか)って供(く)に応ず。

⇒自分の行いが、この食を頂くに価するものであるかどうか反省します。

三 心を防ぎ過(とが)を離るることは貪等(とんとう)を宗(しゅう)とす。

⇒心を正しく保ち、あやまった行いを避けるために、など三つの過ちを持たないことを

誓います。

四 正に良薬を事とすることは形枯(ぎょうこ)を療(りょう)ぜんが為なり。

⇒食とは良薬なのであり、身体をやしない、正しい健康を得るために頂くのです。

五 成道(じょうどう)の為の故に今この食(じき)を受く。

⇒今この食事を頂くのは、己の道を成し遂げるためです。

 

感謝の心で「いただきます。」

 

 

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代表取締役
中山 修
(なかやま おさむ)
代表取締役 中山 修
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