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限りなく現場に近い 設計ブログ

自然素材の良さ

2016年2月10日( 水)

通常の住宅は建った時が一番いい時です。

ピカピカのクロス、傷のないフローリング

年数が経つとクロスは剥がれ、フローリングは修復できない傷だらけ

10年で価値は0とまで言われています。

自然素材の家は出来上がった時がピークではありません。

1年目は一番気をつけながら生活してほしいです。

使っている木材はまだ多くの水分を含んでいます。

塗り壁の漆喰も同じくです。

畳も青い畳は水分を多く含んでいます。

それが室内に放出され空気が対流しないと温度によってはカビが発生します。

しかし年数が経つにつれ木材は強度を増し、漆喰も硬くなります。

畳は青くなくなりますが本来それが自然なのです。

住めば住むほど成長する家が自然素材の家です。

せっかくなら資産として残る家に住みたくないですか?

Profile
設計・工務
田中 俊輔
(たなか しゅんすけ)
Message

昭和58年、新潟県阿賀野市(旧安田町)生まれです。
新潟の設計事務所勤務を経て、大きな建物より温かい気持ちの詰まった住宅に特化したいと思いわいけい住宅に入社しました。
学生時代東京都の設計事務所で勉強のために働いていた以外はずっと新潟と一緒に生きてきた生粋の新潟人です。
現在はわいけい住宅で建てた家に家族4人で暮らしています。
他県より気候に特徴がある新潟は雪や雨の苦労を熟知した家づくりが必要と思います。
新潟人特有の内向的な部分はありますが大切な事はしっかり伝え良いものを造っていきます。