先日この本の著者である増田奏さんのweb記事を読んでいて勉強になるなーと思ったことがありました。
それの一つは
「要望を整理すること」
これは今自分がやっているプランニングにも言えることですが
施主さんは夢のマイホームなので要望が山ほどあって当然です。
しかしその全てを叶えるプランが本当にいいプランなのか?と言うところです。
全て叶えたとしてもいいとこどりだが特色のない幕の内弁当になってしまうという話でした。
要望を整理して一番叶えたい部分から叶えていきいい所を伸ばすような設計が必要だと先生は言っています。
もう一つは
「家族年表を作成すること」
家自体は変化していきませんが住む人は成長老化していきます。
たとえば子供室は子供が小さい期間は子供室としては使われません。
物置だったり客間だったり書斎だったり。
部屋は家族の節目で○○室という呼び方を変えていきます。
年表に合わせてフレキシブルに使える部屋の取り方が重要です。
自分の設計の考え方を考え直す時期がきているようです。
いろいろ勉強してレベルアップしていきたいと思います。
昭和58年、新潟県阿賀野市(旧安田町)生まれです。
新潟の設計事務所勤務を経て、大きな建物より温かい気持ちの詰まった住宅に特化したいと思いわいけい住宅に入社しました。
学生時代東京都の設計事務所で勉強のために働いていた以外はずっと新潟と一緒に生きてきた生粋の新潟人です。
現在はわいけい住宅で建てた家に家族4人で暮らしています。
他県より気候に特徴がある新潟は雪や雨の苦労を熟知した家づくりが必要と思います。
新潟人特有の内向的な部分はありますが大切な事はしっかり伝え良いものを造っていきます。