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限りなく現場に近い 設計ブログ

無垢の床でぬくぬく

2014年12月23日( 火)

無垢フローリングは天然の木材を素材のまま板状に加工して床材として利用します。

ウレタンなどで仕上げた既製品もありますが、

わいけい住宅では自然の木材そのままの人工的な有害物質を含まないものを使用しています。

仕上は自然保護塗料だけ。

素材の特徴が、そのまま床の特徴となります。

杉や桧、パインなどの針葉樹は歩いた感触が柔らかくなり、

チークなどの紅葉樹は強く固いので傷に強くなるなど、木材本来の特徴を生かすことができます。

自然なバラツキがあるところも世界に一つだけの床になり

まったく同じものがない飽きの来ないデザインとなります。

無垢フローリングの温かさは柔らかめの木を選べば床の冷たさも緩和してくれるので

素足で歩いても寝転がってもぬくぬく気持ちいいものです。

暖かさは基材の空気量(基材の比重)と比例します。

すぎ 0.38

レッドシーダー0.37

パイン0.39~0.42

 

チーク 0.60

ナラ 0.68

クルミ 0.53

コンクリート 2.3

アルミニュム 2.7

ガラス 2.5

レッドシーダーも耐久性があるのに比重も低いんですね。

また雪がドカンと積もり寒い日が続きます。

温かい床に寝転がってぬくぬくしたいものですね。

Profile
設計・工務
田中 俊輔
(たなか しゅんすけ)
Message

昭和58年、新潟県阿賀野市(旧安田町)生まれです。
新潟の設計事務所勤務を経て、大きな建物より温かい気持ちの詰まった住宅に特化したいと思いわいけい住宅に入社しました。
学生時代東京都の設計事務所で勉強のために働いていた以外はずっと新潟と一緒に生きてきた生粋の新潟人です。
現在はわいけい住宅で建てた家に家族4人で暮らしています。
他県より気候に特徴がある新潟は雪や雨の苦労を熟知した家づくりが必要と思います。
新潟人特有の内向的な部分はありますが大切な事はしっかり伝え良いものを造っていきます。