先日のテレビで「隈研吾」が特集されていました。
前々から隈研吾は少し和風に感じるデザインがすごく好きだったのですが、
テレビ内容は隈研吾の建築デザインより、
考え方・生き方のインタビュー要素が強く
その中で
「施主にノーを言わない建築家」
として紹介されていました。
施主からの要望は一旦すべて聞き入れ
自分なりの形で取り入れたプランを作ってくる
フレキシブルな建築家だそうです。
今まで有名建築家は一種の芸術家だと思っていたので
驚きました。
そして自分もそんな設計者になりたいと思いました。
最近施主様と打ち合わせさせて頂くことが多くなり、
施主様の要望を聞く機会があるのですが、
お話しさせて頂いて感じたのは、
みなさん真剣に生活スタイルを考え、
希望を持って打ち合わせに来られているということです。
家づくりはおそらく一生に一度の大きな決断だと思います。
そして、縁あってその決断のお手伝いさせて頂くことになった者として
私も隈研吾のように(言い過ぎですが)施主様が真剣に悩んで持ってこられた要望は
フレキシブルに家づくりに反映して行きたい思っています。
それにはまず日々真剣に一歩一歩着実に前に進んでいきます。
田中
昭和58年、新潟県阿賀野市(旧安田町)生まれです。
新潟の設計事務所勤務を経て、大きな建物より温かい気持ちの詰まった住宅に特化したいと思いわいけい住宅に入社しました。
学生時代東京都の設計事務所で勉強のために働いていた以外はずっと新潟と一緒に生きてきた生粋の新潟人です。
現在はわいけい住宅で建てた家に家族4人で暮らしています。
他県より気候に特徴がある新潟は雪や雨の苦労を熟知した家づくりが必要と思います。
新潟人特有の内向的な部分はありますが大切な事はしっかり伝え良いものを造っていきます。