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限りなく現場に近い 設計ブログ

本物の素材

2019年7月17日( 水)

千癒の家では本物の素材しか使用していません。

本物の素材とは何か?

 

よく『うちはタイル調の壁紙にしたよー』とか

『木目調が部屋の雰囲気によくあうねー』

とか聞きます。

建材メーカーで出しているもののほとんどが○○調。

調ってことは○○に似せた何かなわけで○○ではない、云わばニセモノなわけです。

ニセモノは最初は見た目が良くきれいに見えますが、

年月が経つとそのメッキが剥がれみすぼらしくなっていきます。

本物はニセモノと違い年月が経つと傷や汚れ、風化はあったとしても

それが味になり新品には出せない魅力になってきます。

書いていて人間に似てるなーと思ってしまいましたが、

本物は値段はニセモノに比べて高いのが通例です。

建材も同じくイニシャルコストは少しニセモノより高いです。

でも10年、20年後の家の姿を想像してみてください。

ニセモノのメッキは剥がれ落ち、再度化粧をし直してあげないと見るも絶えない姿になっているかもしれません。

本物は味が出てむしろ手を加えることをためらうアンティーク物になっているかもしれません。

その時に本物っていいなって実感するんだと思います。

さあ本物志向の生活を始めませんか?

 

Profile
設計・工務
田中 俊輔
(たなか しゅんすけ)
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昭和58年、新潟県阿賀野市(旧安田町)生まれです。
新潟の設計事務所勤務を経て、大きな建物より温かい気持ちの詰まった住宅に特化したいと思いわいけい住宅に入社しました。
学生時代東京都の設計事務所で勉強のために働いていた以外はずっと新潟と一緒に生きてきた生粋の新潟人です。
現在はわいけい住宅で建てた家に家族4人で暮らしています。
他県より気候に特徴がある新潟は雪や雨の苦労を熟知した家づくりが必要と思います。
新潟人特有の内向的な部分はありますが大切な事はしっかり伝え良いものを造っていきます。