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限りなく現場に近い 設計ブログ

県産材

2018年3月17日( 土)

わいけい住宅は地元に根付いた工務店として県産材の使用を拡大しています。

住宅で使う県産材と言えば『越後杉』

越後杉はブランド材として管理され一本一本の強度なども測られます。

その中で必要な強度の箇所に最適な部材を使います。

また新潟で建てる家であれば新潟で育った材料が一番季節、風土に合っているのは言うまでもありません。

同じ土地で同じように膨張収縮を繰り返しますので反りやひび割れも比較的少ないのが特徴です。

もう一つの県産材『安田瓦』

新潟は言わずと知れた雪国です。

気温もそこそこ下がりますがそれ以上に雪の影響が大きい地域です。

通常の瓦は瓦表面のみ釉薬が塗ってあるのですが

新潟では裏面の素焼部分から吸水し凍結膨張し瓦が割れるということが発生します。

これを防止するため安田瓦は裏面にも釉薬が塗ってあり凍結による瓦の割れを防止します。

しかもわいけい住宅では一般的な和瓦だけでなく洋風やモダンな外観も合う瓦を使うことができます。

 

これら県産材は一般品よりグレードが良い分少し価格が高いものなのですが

使用の拡大を図るために補助金制度が用意されています。

補助金制度を使用すれば一般品と比較しても少しおつりがくるくらいの金額で県産材を使うことができます。

地産地消。

食品だけでなく家も出所がわかり安心の県産材を使っていきませんか?

Profile
設計・工務
田中 俊輔
(たなか しゅんすけ)
Message

昭和58年、新潟県阿賀野市(旧安田町)生まれです。
新潟の設計事務所勤務を経て、大きな建物より温かい気持ちの詰まった住宅に特化したいと思いわいけい住宅に入社しました。
学生時代東京都の設計事務所で勉強のために働いていた以外はずっと新潟と一緒に生きてきた生粋の新潟人です。
現在はわいけい住宅で建てた家に家族4人で暮らしています。
他県より気候に特徴がある新潟は雪や雨の苦労を熟知した家づくりが必要と思います。
新潟人特有の内向的な部分はありますが大切な事はしっかり伝え良いものを造っていきます。