壁紙と言えばビニールクロスが一般的でこれを使わない家の方が珍しいと思います。
しかしビニールクロスは名の通りビニールで出来ていて呼吸しません。
夏の湿気の多い時期に壁が呼吸してくれないのは体感温度がさらに上昇する原因です。
さらにそれを貼るためには有毒なノリで貼らなければいけません。
考えてみてください。
部屋全体に有毒接着剤でビニールシートを張った部屋で365日生活することを・・・。
それは体調も悪くなります。
私たちは標準でスペイン漆喰を採用しています。
水のみで硬化する調湿性能の高い壁材です。
しかし中には『この面だけアクセントで差し色を入れたい』などあるものです。
そんな時漆喰は困ります。
基本的にベースが白で濃い色は得意ではありません。
その場合ご提案させてもらってるのが『和紙』です。
和紙は当然紙なので調湿性能は備わっていますし
張るために使用するのりは障子を貼る時に使うもの同じものです。
当然VOCフリーです。
ご家族だけのたった一つの家づくりにさらにバリエーションを
与えてくれる素材の一つです。
昭和58年、新潟県阿賀野市(旧安田町)生まれです。
新潟の設計事務所勤務を経て、大きな建物より温かい気持ちの詰まった住宅に特化したいと思いわいけい住宅に入社しました。
学生時代東京都の設計事務所で勉強のために働いていた以外はずっと新潟と一緒に生きてきた生粋の新潟人です。
現在はわいけい住宅で建てた家に家族4人で暮らしています。
他県より気候に特徴がある新潟は雪や雨の苦労を熟知した家づくりが必要と思います。
新潟人特有の内向的な部分はありますが大切な事はしっかり伝え良いものを造っていきます。