新築購入者は3月末までの駆け込み需要で多少上向いたもののその後の反動は大きく、
さらに長い年数でみた場合若い世代を中心に新築の購入意識が低下しているそうです。
その代わりにリフォームが増加しておりその背景には若者の価値観の変化があるようです。
昔は多少無理をしても高価で立派な家を建てたいと思う方が多かったようですが、
今は家にかけるお金を減らして、ほかの趣味や楽しみにお金をかける人が増えているようです。
たしかに私自身を考えてもどちらかと言えば後者の方が強いのかもしれません。
しかし考え方を変えてみます。
リフォームをして新築の半額で済んだとします。
自分の世代は何度かのリフォームで住みつづけられたとして、(この時点で半額ではなくなっているわけですが)
子供の世代ではどうでしょう。
リフォームは限界に達し、子供は解体と新築で多額のローンを組むことになります。
親世代で新築した場合でもメーカーの住宅なら同じ道です。
本物の素材を使った新築をした場合には
子供の世代にアンティークになったプラスの資産を残してあげることができます。
自分の世代で見れば安くすんだものでも子供の世代でゴミになれば処分費が子供の負担になるのです。
子供にはお金で苦労させたくないと思う方、
考える視点を少し変えてみてもいいのかもしれません。
昭和58年、新潟県阿賀野市(旧安田町)生まれです。
新潟の設計事務所勤務を経て、大きな建物より温かい気持ちの詰まった住宅に特化したいと思いわいけい住宅に入社しました。
学生時代東京都の設計事務所で勉強のために働いていた以外はずっと新潟と一緒に生きてきた生粋の新潟人です。
現在はわいけい住宅で建てた家に家族4人で暮らしています。
他県より気候に特徴がある新潟は雪や雨の苦労を熟知した家づくりが必要と思います。
新潟人特有の内向的な部分はありますが大切な事はしっかり伝え良いものを造っていきます。